立憲民主党こそアベノミクスの功罪をしっかり検証してすべきだ | DAIブロ

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2019年からから書き始めましたが、れいわ新選組からの立候補の際、ほとんどの記事を非公開としました。
私の投稿は個人の主張であり、所属する団体等を代表する物ではありません。

先日の財金委員会。
今更言うのも何だけど、僕は自民党政権を全く認めていない。
しかし、階さんの今日の質問は相変わらずかなり酷かった。
黒田総裁を責めるだけ責めていたが、黒田総裁だけの責任か?日銀は建前では独立した存在とされているが、政府と一体なのは明らかだ。
黒田総裁も総裁で、安倍さんやそれ以降の政権の緊縮財政の責任もぶっちゃけちゃえよと思う。
階さんは、本気で黒田総裁の責任だと思っているようだが、そうではない。
政治家の責任が相当重い。

円安は金融緩和や金利政策だけが影響しているのでは無い。
日本経済の落ち込みや、日本政府の展望の甘さを投機筋から見透かされてきたのだ。
日本の国力の低下が円売りを助長している。
これは、緊縮真理教に侵された財務省のコントロール下にある政治家や、無責任に財政破綻論を煽り緊縮財政を有り難かってきたコメンテーターやマスコミ、池上彰のような人達の責任も重い。

立憲民主党はネクストキャビネットにおいて、階さんを財務省大臣に置いている。
僕は麻生太郎よりも酷いと思う。
麻生太郎は金融緩和と積極財政を分かっていたが、財務省にしっぽを振った。
しかし階さんは身体の芯から緊縮財政の思考しかないように見える。しかもそれを政局に使っている。
勿論、階さんが指摘した、昨今の予算の組み方の不適切さには同意するところだが、金融政策だけではなく、アベノミクスからの財政政策の失敗なのだと思う。
国債をどんどん引き受ける日銀には、当然当座預金が積み上がるだけ積み上がったが、財務省に負けた安倍さんは財政支出は行えなかった。コロナ禍では金をばら撒いたが、それは未来への投資ではなかったので、物価安定目標の2%に達しないまま、円安やウクライナ危機を迎えてしまったのだ。そうした複数のマイナスが積み重なり、政治の無為無策のツケが一気に回ってしまったのだと思う。
これは勿論、最終的には政治家を選んできた国民の自業自得でもあるわけだが、これは戦後からの主権者教育を怠ってきた事や、GHQに押し付けられた憲法、財政法などにも起因すると思う。GHQは日本を弱体化させたかったのだ。
あれ?金融や財政の事を書いているつもりがいつの間にか陰謀論のよつになってしまいましたね😅
これから野田さんの質問も見るが、この人の言いそうな事も何となくわかってしまうよね。
野田も枝野も階も小川もだが、立憲民主党が政権を取ったとしてもよりよくあるなるとは思えないんだよねぇ。
彼等と比べて国民民主党の大塚さんの質問の素晴らしさよ!かなり遠慮していたし、国民民主にも大きな問題があるが、財政政策については立民とよりはマシだと思ってしまう。
そして僕がこの3.4年その動向をずっと注視しているれいわ新選組。国会議員が8人になったが、まだまだ色物扱いされてしまっているのは残念だ。
これからは彼等が政治の表舞台に立ってもらいたい。