おつかれさまで~す
桜前線、あなたの周りはどんな具合でしょうか
私の住まう大阪は、4月6,7日の週末には満開の桜が楽しめましたが、8日に結構な雨が降り、だいぶ散りだしている感があります。もう少し長くがんばって欲しいなぁ~なんて思いながら、ピンクの花びら舞う桜を見ては癒しをもらっています。
それに、こんな経験ないですか~
今まで桜の木だなんて知らなかったのに、咲いているのを見て、はじめて「あっ、あんたも桜だったの」なんて気づいたりしたこと。
気づいたときは、嬉しい気持ちになります
桜に癒されながら、春到来を喜びたいと思います。
そして桜の話はこの辺りとしまして、こたびは題名のとおり、小林製薬の話題に関して少々思うところを……。
「紅麴(べにこうじ)」にまつわる商品の問題。一体、何が原因なんですかねぇ
私は口にしたことはありませんが、紅麹には、コレステロールや血圧を下げる作用があるようで、有用な方にとっては、貴重なサプリだったのでしょうか
小林製薬さんのサプリに関する問題ですが、「発覚してから発表まで約2か月かかっていた。」ことや「製造していた工場が、いつの間にか閉鎖されていて、検証に支障をおよぼしている。」なんてことが、たたかれはりますけど、それらについては「ちょっと攻めすぎちゃうか~」ってな感想を個人的に持ちました。なので思うところを書いてみようかと……。
ちょっと冷静に考えてみてください。
ほんと、小林製薬の役員になったつもりで、ゆ~っくり考えてみてください。
「2か月前」と言われている当初の発端は、ある医師から「人体(腎臓)に支障を来すおそれがあるかも……。」って言う提言だったということです。
たったそれだけで「すぐ報道発表だ~」なんてことになりますぅ
普通ならないですよ。
大手企業なのですから、商品に関するクレームが日常茶飯事にあることは、容易に想像できます。
それらの中には「クレームでひと儲け」なんかをたくらむ悪質なモノ
もあるでしょう。
その本質を見極め、「問題ありの可能性が大きい。」と判断されたら、ためらうことなく発表する。その姿勢が見られれば、大きく非難する必要性はないと思います。
発表を決める過程につきましても、ポツリ、ポツリと別件で同様の事例が出ていることがわかり、顧問弁護士等にも相談しながら対応していたようで、その後、官庁に届け出て、発表をしたらしいはないですか。
手順としての大きな誤りは見られないとも、ある解説では言われてもいました。
なのになんで、あんなにヒドく叩かれているんでしょうか
報道関係の言葉で「ペンは剣
より強し
」なんて言ったりしますよねぇ。
ある意味真意だし、戦争の無い平和な世の中をつくり、継続させていくためには、剣よりもペンを尊重すべきだと思います。
ですが、そのペンだって、使い方を間違えたら、剣を凌駕するほどの恐ろしい力があることを、それを使ている方々は、もっと自覚する必要があると思います。
それに、行政も行政ではないですか
私だけではなく、多くの方も同じだと思います。
「トクホと機能性表示食品の違い。」って、知ってました~知らなかった人が大半じゃないですかねぇ
買う側からすれば「トクホ」のイメージで商品を手に取ると思いますよ。
それなのに行政は「あくまでも消費者庁は、事業者の届け出を受け許可するだけで、関係ありましぇ~ん。」なんて言っても、そんな無責任なことでは済まされないですよねぇ。
今回の報道を受け「届け出を許可した商品は約8000点あり、それらについても緊急点検を行う」なんて言ってましたけど、「そんなん、ほんまにできるんか~
」って、疑いの目で見てしまいます。
まぁそんな感じで、今も続いている「小林製薬に関する報道」を受け、決して良くない頭をヒネりながら、いろいろ考えたワケです。
ただ、忘れてはならないのは、それを服用したがために、かえって体に悪影響を受け、命を落とされた方が、多くいらっしゃる可能性があること。
それは、とても悲しいできごとですし、今後、同様のことが起こらないように今回の件を教訓に、改善すべきところはためらわず、行っていかなければならないでしょう。
必要な補償も算定されれば応じる必要もあるのでしょう。
ただ小林製薬にしたって、「お客様の健康に役立つ商品を開発、販売して喜んでいただき、それによってお金儲けをさせていただこう。」という、資本主義社会の中で、きわめて真っ当な目的で商品を出されたのだと確信します
三方得(企業良し、顧客良し、世間良し)の意気込みで作ったでしょうに、結果として不幸を招いてしまったことは、とても残念です。
ですが、私は小林製薬さんの商品愛用者です。
いつも就寝前の歯磨きの後「糸ようじ」を使用し、さらにその後、歯磨きして、お口の健康に気をつけています。他にもユニークな商品を多数出されていらっしゃいますし、それに「大阪企業」ですから、ややひいきな目線もあります。
ですから、わずかではありますが、株価低迷の際には買い支え、やがて回復を見せれば、その恩恵にもあやかりたいと思っています。
そうそう、あともうひとつ。
これも書いておかなければ……。
ある報道によれば、紅麹に関する商品をつくっていた工場が、そう遠くない時期に閉鎖されていた。とのこと。
もしそれが「商品の不備の可能性を早期から耳にしており、それらの証拠隠滅のためだった。」となれば、それについては非難されても仕方のないこと……と言うより、非難されても当然のこと……となるのかもしれません。
ただ、資本主義の競争社会。
どの企業様も、群雄割拠の中で懸命に戦ってくださっています。
それらの集合体が、国力となって、支えてくださっていることを思うと、ほんと頭が下がります。
ウソやごまかしは、ご法度ですが、多くの企業様の日頃の努力のおかげで、イロイロと豊かな生活をさせていただいています。感謝です。
こたびの件、悲しいできごとではありますが、解決&改善策を見出し、小林製薬さんのみならず、多くの企業様方の今後の教訓として、生かしてくださることを願います。
ではでは、こたびの名文は、このあたりで失礼します。
それぞれの立場で、日々をできるだけ幸福に歩めますよう、願っております。
では、また~