マウスピースが必要だ。 | Power of all 大なるままに

マウスピースが必要だ。

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綺麗なのか美しいのか、それとも可愛いのか…テレビのCMで黒木メイサが微笑む姿を見ると、



「この人は天空から降りてきた妖精なのではないか。」


と、心臓の鼓動が高鳴り、全開でメーターを振り切ってしまう。


今まで私が好きになる女優は、吉瀬様、真矢様、京香様など、年上の人ばかりだった。



しかし今回、初めて年下の女優を好きになった。年齢を超越したミステリアスな雰囲気と、年相応のあどけなさが一体化した彼女の佇まいは本当に魅力的で、他の追随を許さない。


黒木メイサを見たあとに、彼女と同年代の女優やタレント達がテレビでキャッキャと騒いでるのを見ると、



「君たち、少しは黒木メイサを見習いなさい。」


と諭したくなるし、ましてやAKB48が、


「あいたかった~イェイっ♪」


などとオタクを刺激している姿を見ると、無条件で横っ面を張ってやりたくなる。




「吉瀬さん。本当にすみません。これがちょっとした浮気だったとしたら、こんなことは言わないのですが…僕の事は忘れてください。僕は…僕は黒木メイサが好きです(´д`)」



私のこんな想いなど1ミリも知らない黒木メイサだが、この先どれだけ素敵な女性になるのだろうか。想像もつかない可能性を彼女は秘めていると思う。その軌跡を、草葉の陰でそっと見守っていければいいと思っている。











来月、私はゴリラ、ヤンマー、バズの3人と矢沢永吉のライヴを観に、名古屋の日本ガイシホールに行く。


昨年、私は当時永ちゃんのファンでもなんでもなかった彼らをライヴに誘った。ライヴ参加に先立ち、私はライヴで演奏されるアルバムや、過去のアルバム、ライヴDVD、さらには永ちゃんの自伝本などを彼らに貸し出し、[矢沢とは何か]を徹底的に教育した。


その結果、3人は完全に矢沢の虜となり、ライヴ当日も必死の形相で[永ちゃんコール]で喉を枯らし、タオルを投げてha~ha~していた。永ちゃんは圧倒的なまでのカリスマ性に溢れ、神のような迫力で私達を席巻した。



永ちゃんは最高だった。



「情けない話だが、俺達に残された成り上がりへの道は、サマージャンボか年末ジャンボ位しかない(+_+)だけど永ちゃんがライヴをやる限り、ずっと追いかけ続けよう。そして永ちゃんが死んだ後は、永ちゃんの兄弟分である[ヒムロック]でha~ha~しよう。」


私達は永ちゃんの偉大さをリスペクトし続ける事を互いに約束し、更には宝くじが当たった際には独り占めせず、必ず4人で分配するという


[矢沢25%協定]



を結んだ。実に小さい。


そもそも、まず当たるはずのない宝くじに夢を託し、しかもそれを四分の一に分けあって甘い汁を吸おうとしたこの小ささこそが、私達が永ちゃんのように成り上がれない最大の原因なのだと私は悟った。それはまた、私達がこの先の人生において、永ちゃんのように成り上がれる可能性が限りなく0に近い事を確信した瞬間でもあった。







そして今年。





昨年よりも矢沢への愛を深めた4人が、矢沢に会いに名古屋へ向かおうとしている。収入、生活など、昨年から相変わらず変化のない私達だが、一つだけ変わった事がある。それは、4人全員が


[妻帯者]


となったことである。



一足先に結婚していたゴリラとヤンマーに加え、今年はバズと私も結婚をした。そしてこの旅には加わっていないが、先週はテンテン君も幸せそうに挙式し、高校の仲間達は着々と所帯を持ちつつある。結婚といえば、


「永遠の愛、二人の新たな門出」


など、幸せな未来ばかりがクローズアップされるが、ゴリラ氏がそれらの幻想を真っ向から否定する。



「結婚が永遠の幸せ?ゴリラ、そんなの信じてナイよ。今回の矢沢ライヴだって、前から行くことは決まってるわけだから、気持ち良く送り出してくれればいいのに、嫁は、


[私も純太(息子)が大きくなったら旅行行ったり好きにやるから(-_-)]


とか嫌味を言ってきたわけ。なぜ、[男同士で楽しんできて(^.^)]と言えない?飲み歩くわけでもなく、ゴリラ、毎日きちんと家に帰って洗い物したり、子供の面倒みてるよ。嫁は、[結婚したら専業主婦で家に居たい]と言っていたから、ゴリラは一生懸命働いて頑張ってるのに、それをヒステリックに、


[もう子供とずっと家にいる私の気持ちにもなってよ!]


とか発狂して、グーで殴ってくるのよ?!。グーだよグー!考えられないけど、これ現実。だったら子供を預けて気分転換に働くなりなんなりすればいいじゃない?相手が女じゃなかったら、本気でぶん殴ってるのこれワカル?!女は結婚して子供を生んだ瞬間から、夢見る少女じゃいられなくなるの、これ正解。」



ポカン顔で聞いている私とバズを尻目に、ヤンマーが続けて口を開く。


「なにせ常に行動を共にしようとしてくるから、今回のライヴも

[なんで私は行けないの?!]

とガン切れされたわけ。男同士でha~ha~したいのを邪魔されても困るわけ(*_*)嫁が寝ている隙に家を飛び出して、DSのキャプテン翼を買って帰宅したら、


[いい歳して何勝手に家を出てキャプテン翼なんか買ってきてんの?(-_-)]


と仁王立ちなわけ。YouTubeで矢沢見ながらライヴのイメトレしてたら、


[いつまでもパソコンなんか見てないでよ!]


と物が飛んできたわけ(-_-)しかも抵抗したら本気のグーで殴ってきたの、これ真実。だけど怖くて何も言い返せないの、これ正解。」




これらのノンフィクションを聞いていると、私とバズは、


「結婚って一体…(-_-;)」


と、引きつった笑いを浮かべるしかなかった。他人同士が生活を共にするということは、何かしらの無理が生じるのだろうし、いつか私達も、本気のグーで殴られる時がくるのだろうか。










4人「よし。矢沢ライヴが終わったら、とりあえず家事手伝いを今以上に頑張って…後は普通のマッサージだけじゃなく…足つぼマッサージのテクも磨いて機嫌を取るか。(._.)」












指先の力に、家庭内での生死を賭けた男達の冬が始まる。