こんにちは!東京・府中の「スモールビジネス専門税理士」天野です
経営をしていると資金繰りが厳しくなることがあります
月末の支払いができるのか?
口座引落としのものが残高不足で引き落とされないのではないか??
資金繰りが厳しくなってくると常に支払いのことばかりが頭に浮かんできます
このような状態が続くと精神衛生上よくないですし誤った経営判断をしてしまいがち
↓以前こちらの記事にも書きましたがお金は会社の血液なんです
お金が無くなると人間と同じで出血多量で会社は死んでしまいます
会社が倒産するのは赤字になった時ではなくキャッシュが底をついた時
なので安定経営をするためには資金管理が最重要と考えています
時々「月末の支払いが…」という相談を受けることがありますが
お金が無くなってからでは遅いのです
事前に資金の流れを把握して対策をすることが大切
そのためには「このままの状態が続けばいつ資金がショートするのか」を把握しておくこと
私はそのような方には「日繰り表」を作成することをオススメしています
「資金繰り表」は知っている人が多いと思いますが
「日繰り表」というのを知っている人は少ないのではないでしょうか
私のオススメしている「日繰り表」は日々の入出金と今後予定されている入出金を記録するもの
つまり「未来の預金通帳」を作るというイメージです
エクセルで現在の口座残高を記録しそこから今後の入金予定と出金予定を記録していきます
誰かに見せるわけではないので簡単なもので充分ですし
正確な金額が分からなければ一旦概算で構いません
正確な金額が分かった時点で修正すればいいんです
概算でも「いつ」「いくらくらい」の支払いがあるかわからない人は要注意です
目的は「このままの状態で行くといつ資金ショートするのか」を事前に把握するため
事前に「いつ資金ショートするか?」がわかっていればそうなる前に対策を打つことができます
事前に銀行へ融資の相談もできますし収支を見直して改善することもできますよね
月末になって「あれ?お金がない」とならないように
資金繰りが厳しい人はしっかり資金管理しておきましょう
お金が無くなってから動いても遅いんです
事前にお金の流れを把握しておくことも経営者にとって大事な仕事です
月末の支払いが毎月カツカツなんだよなーという人は「日繰り表」を作ってみることをオススメします
では、また