ふるさと納税で節税はできない??
こんにちは!東京・府中の「スモールビジネス専門」Dai税理士です節税といえばふるさと納税と言われるくらい「節税対策=ふるさと納税」という認識は世間に浸透してきていますでもふるさと納税って本当に節税になっているんでしょうか??そもそも節税の定義は「支払うべき税金を抑えること」ですでも実はこのふるさと納税で税金を減らすことはできないんですねふるさと納税は厳密に言えば「税金の前払い」です後で支払うべき税金を先に払っているだけに過ぎないんですね寄付した(先に払った税金)金額が所得税や住民税から控除される仕組みになっていて一時的に支払う税金が抑えられるので節税になっていると思っている人も多いのではないでしょうか世間でもふるさと納税で節税しよう!みたいな感じで言われていますよねでも実際は本来所得税や住民税で支払うはずだった税金を先に支払っているだけなんですねつまり先に払うか後で払うかの違いだけで支払う総額は基本的に変わらないんですふるさと納税で支払う税金を減らすことはできないんですねではふるさと納税は意味がないのか?というとそうゆうわけでもありません実質2,000円の負担で返礼品がもらえますのでその分お得になります本来税金は納めたら終わりですよね公共サービスなどに使われて間接的には返ってきていると言えなくもないですが私たち個人に直接何かが返ってくることはありませんでもふるさと納税を活用すると2,000円負担するだけで納めた税金で物がもらえるんですその分お得になるよ!という制度なんですねつまりふるさと納税は節税対策ではなく納めた税金を物に変えられるお得な制度ということどうせ税金を納めるなら何か欲しい物をもらったほうがいいですよねふるさと納税をされる方は上限金額を超えないように注意しながら賢く活用しましょう※上限金額は所得金額や家族構成などによって異なりますでは、また