こんにちは！東京・府中の「スモールビジネス専門税理士」天野です
みなさんはふるさと納税はやっていますか？？
節税などの目的で利用している方も多いのではないでしょうか
今回総務省より2025年10月から「ポイントを付与するサイトを通じた寄付の募集を禁止する」と発表されました
簡単に言うと「ふるさと納税での独自のポイント付与を2025年10月から禁止します」ということ
今のふるさと納税の方法は2つあります
1つは自治体のサイトから直接申込む方法
もう1つは「さとふる」や「楽天ふるさと納税」などの仲介サイトを通じて申込む方法
今回はこの仲介サイトを通じて申込んでいる場合の話です
仲介サイトを通じてふるさと納税を申込むと利用額に応じてポイントが還元されます
「さとふる」であれば貯まったポイントをPayPayポイントやAmazonギフトカードに交換できたり
「楽天ふるさと納税」であれば楽天ポイントとして還元されます
ふるさと納税をして更にポイントがもらえるのでお得なんですね
これが今回の発表によって実質ポイントが付与されなくなるということなんです
これは仲介サイトによってポイント競争が過熱していることと
それによってふるさと納税の「自治体を応援する」という本来の趣旨から外れるという理由からと説明されています
私も仲介サイトを使ってふるさと納税をしているんですが
返礼品とは別にポイントがつくとそれだけお得感があったので
ポイントがつかなくなるとちょっと損した気分になっちゃいますね
松本総務相が「返礼品目当てではなく使い道や目的に着目して寄付が行われることが意義のあること」と言っていますが
個人レベルで考えると節税目的や返礼品目的で利用しているというのが正直な気持ちではないでしょうか
はい、私も同じです
今回のポイント禁止は仲介サイトの独自ポイントが対象です
「さとふる」であれば「さとふるマイポイント」
「楽天ふるさと納税」であれば「楽天ポイント」
クレジットカード決済をした場合のカードのポイントの付与はそのまま継続されます
今回の発表で「ふるさと納税」を考え直す人もいるかもしれませんね
では、また