こんにちは！東京・府中の「スモールビジネス専門税理士」天野です
人は不安があると未来のことばかり考えるようになります
将来こうなったらどうしよう…、将来こうなるかもしれない…
これは誰しもが抱くことのある感情ですよね
私も以前は「仕事が無かったらどうしよう」とか「お金が無くなったらどうしよう」とか
ずっと不安を抱えて仕事をしていた時期があります
でもそれは不安に支配されて「今を生きられていない」ということでもあります
本当は独立したい！でも仕事があるか不安
本当はこれをやりたい！でもお金が心配
私もそうだったので気持ちはわかります
でもこの不安がある以上は思い切ったことができなくなります
不安という感情が行動にブレーキをかけてしまうんです
今回は不安を感じた時に私が意識している3つのことを書いていきたいと思います
事実と事実じゃないことをしっかり分ける
不安の大半はまだ起こっていないことに対して感じるものです
たとえば貯金が100万円あったとします
この100万円が3か月後50万円になるかもしれないし150万円になっているかもしれません
でも今の事実は口座に100万円あるということだけ
将来50万円になるかもしれないことも150万円になるかもしれないことも今の時点では事実ではありません
これは仕事でも同じで将来仕事やお金があるかどうかは今の時点ではわからないこと
でも人はこのわからないことに不安を感じて行動にブレーキをかけてしまいます
未来は今の積み重ねで変わります
いま行動することで未来はいくらでも変わります
人は将来起こるかもしれない良いことを可能性と呼び
起こるかもしれない悪いことを不安と呼びます
未来の可能性を今の不安で消してしまうのはもったいない！！
もちろんある程度のリスク回避は必要です
でも私はこのことに気づいてからは必要以上に不安を感じないように
いまの事実と事実じゃないことをしっかり分けて考えるようにしています
いまの事実だけをしっかり見ること
それが過剰な不安を取り除く1つの方法です
自分でコントロールできないことは気にしない
受験生時代、試験が近づくと「どんな問題がでるんだろう…」「苦手な項目が出たら嫌だな…」と不安になることがありました
税理士試験に限らず高校受験や大学受験でもそう
みなさんも経験があるのではないでしょうか
でもどんな問題が出るかなんて問題が流出しない限りいくら考えてもわかるものではないし
自分でコントロールできるものでもありません
税理士試験の受験生時代に専門学校の講師の先生が言っていました
「どんな問題が出るかなんて自分でコントロールできないんだから考えても意味がない」
「私たちにできることは何が出てもいいようにしっかり準備することだけ」と…
確かにその通りだと思いました
人間関係でも同じで相手が自分のことをどう思っているかなんてコントロールできません
相手の気持ちは相手のものです
なので「相手が自分のことをどう思っているか」を考えて過剰に不安になる必要もないんです
よほどの催眠術師でもない限り相手の気持ちはコントロールできないんだから…
自分でコントロールできないことは気にしないようにしたら気持ちがすごく楽になりますし
周りの目があまり気にならなくなりました
自分の意志でコントロールできることだけに集中する
私は不安を感じたらこれを意識しています
目の前のことに集中する
目の前のことに集中できていないなーと感じることがよくあります
仕事をしながら気がついたら別の仕事のことを考えていたり…
目の前の作業をしながら次のスケジュールのことを考えたり…
意識が散らばってしまっているんです
この別の仕事のことを考えたり次のスケジュールを考えたりすることも不安からくるもの
つまり先のことばかり気になって今に集中できていない状態なんです
先にも言いましたが不安の感情というのは未来のことを考えるから生まれるもの
未来の自分は今の自分から創られるものです
先のことばかり考えて不安になって今を生きるより
目の前のことに集中して楽しみながら今を生きることの方がよっぽど充実した人生を送ることができます
すっと不安を感じながら過ごすのはもったいないですよね
今は先のことをごちゃごちゃ考えず目の前のことを全力で楽しむことを心掛けています
まとめ
今回は不安を感じた時に私が意識していることを記事にしてみました
不安は多かれ少なかれ誰しもが持っている感情です
この不安との向き合い方で自分の人生が大きく変わると私は思います
たった1回の人生です
私たちは未来を生きているのではなく今を生きています
不安と上手に向き合いながら楽しく充実した日々を送れたらいいですね
では、また