こんにちは!東京・府中の「ビジネス専門税理士」天野です
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「借金」と聞いてみなさんはどんな印象を持ちますか?
あまり良い印象を持たない人も多いかと…
確かに会社員で借金があると「お金にだらしないのかな?」と思うこともあると思います
会社員であれば仕事をするための費用は会社が全て負担します
給与としてもらっているお金は全部自分のプライベートに使えるわけです
なので会社員で借金があると「ギャンブルしているんじゃないか?」「浪費癖があるんじゃないか?」
というイメージを持たれてしまいあまり良い印象がないんですね
でもこれが会社経営であればどうでしょうか?
私は借金すべてが悪い借金ではないと思っています
今回は借入をするメリットについてお話しします
機会損失を防ぐことができる
例えば設備投資をするために500万円必要だったとしましょう
この設備投資を行えば生産性が上がり売上が20%UPするとします
借入をせず自己資金を貯めようとするとそれなりの時間がかかりますよね
会社によっては数年間かかることもあるでしょう
その場合その間の売上20%UPを逃すことになってしまいます
お金を貯めている間にチャンスを逃してしまっては勿体ないですよね
この時間をお金で買うというのもチャンスを逃さないための大事な経営判断だと思います
実績(信用)を積み重ねることができる
もう1つはこれです
銀行からお金を借りて返すを繰り返していると銀行との信頼関係ができます
いきなり見ず知らずの人が「お金を貸してください」と言ってきたらみなさんはどうでしょうか?
私だったら絶対に貸しません笑
本当に返してくれるのか?と疑ってしまいますよね
これは銀行も同じ
またずっと借入をしてこなかった会社がいきなり融資を申し込んできたら
怪しいと思いませんか?
「もしかしたら潰れそうなのかな?」と疑ってしまいます
借りては返すを繰り返していると信用ができて必要な時にお金を借りやすくなるんですね
まとめ
「借金」と聞くと悪いイメージをもたれる人も多いかと思いますが
ビジネスにおいては必ずしもそうとは言えません
お金を貸してくれるということはそれだけ信用があるということ
それに手元にある程度資金があると精神的にも余裕がうまれますし安心できます
お金が無いと月末の支払いに追われてお金のことばかり考えるようになり
正しい経営判断ができなくなります
なので借りられる時に借りておくというのも銀行との関係を良好にするための1つの方法なんですね
では、また