こんにちは!東京・府中の「スモールビジネス専門税理士」天野です
起業すると「自分には人脈がないから…」という言葉をよく耳にします
今回はこの人脈というものについて自分なりに深堀りしてみました
異業種交流会は営業合戦(個人の感想です)
私は以前ある知人に誘われて「異業種交流会」なるものに参加したことがあります
その当時は特に人脈といえるものは持っていなかったのでこれを機に人脈を作りたいと思ったんですね
私が行った異業種交流会に参加されている方達はみなさん自分を売り込みたい人達ばかり
私も人脈を作りたいと思って参加したので同じようなものでしたが
みなさんあの手この手を使って話を聞いてもらおうと近づいてきます
「税理士を探している人がいるので話を聞いてもらえないか?」といって話しかけてきた人は実は税理士紹介会社の営業の方だったということもありました
もちろんこの異業種交流会は見込み客を見つけるという目的もあるので
それはそれでダメだとは思いません
でもそれはある程度の関係性が出来上がってからの話
いきなり初対面の方から売り込まれるようなことをされると人は警戒してしまうものです
私も名刺を出して税理士ですと名乗っただけで「あっ、うちはもう顧問の先生がいるから…」と
いや、挨拶しただけですけど笑
知り合いは異業種交流会で知り合った人と今でもお付き合いがあるそうです
なので全く意味がないとも私は思いませんが自分には合わないなーと思ったのでおそらくもう行かないと思います
合う合わないがありますので1度行ってみてもいいかもしれませんね
人脈とはただの知り合いではなく協力者のこと
そもそも人脈とは何でしょうか?
ただの知り合い程度では人脈とは言えません
私が考える人脈とは協力者のこと
困っている時に「あの人に相談してみようかな…」と思ってもらえる人であること
自分が信用して知り合いやお客様を紹介できる存在であり
自分も相手から安心してお仕事をご紹介いただける存在であること
それくらいの関係性があってはじめて人脈と言えると思います
いくら知り合いがたくさん居たとしても関係性が薄ければ意味がありません
困っている時に最初に頭に浮かぶ存在になれるように関係性を積み重ねる
時間はかかりますがこれが1番の近道だと思います
人脈を広げるとは1人でも多く信用してくれる人を増やすこと
1度会って名刺交換をしただけの人をどれくらいの人が覚えているでしょうか
私であれば1ヶ月もすれば顔も覚えてないでしょう
名刺をみても「えーっと、この人誰だっけ?」と…
何度も接点を持つことで人間性や仕事に対する姿勢、考え方などを知り、仕事ぶりをみてはじめて信用が生まれます
私なら信用できない人に自分の大切なお客様や知り合いをご紹介することなんてありえません
「お客様をご紹介くだされば、先生に〇%の紹介料をお支払します」と言ってくる人もいましたが私はそれでは紹介しません
人脈を作るとは知り合いを増やすことではなく、自分を知ってもらい、信用していただき、協力者となってもらうこと
1人でも多くの協力者を作り、一緒にいい仕事ができるといいですね
まとめ
特に起業をしてすぐはみなさん人脈は欲しいと思うでしょう
私もそうでした
人脈があればお仕事をいただける機会も増えますし困った時に相談したりもできます
いろんな場所に顔を出してその中でどれだけ人脈と呼べる人と出会えるか
それが何かのコミュニティであるか異業種交流会であるかは人それぞれです
自分に合った場所を見つけて少しずつでも協力者を増やしていければいいですね
では、また