2017年9月2日(土) 新潟11R 長岡ステークス | 運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

競馬に関する四方山。
主に自分のためのメモとして利用しています。

新潟11R 長岡ステークス
3歳上・1600万下 芝1600m 定量 15:45発走 晴・良

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なんでこんなレースを真面目に予想しているのかと結果的に悩ましく思った印象。

買うべきでは無いしもっと簡単なレースを真剣に予想するべきだと頭では思っているがわからないレース程面白く感じてしまうのが低回収率の原因かな。。。

新潟最終週のマイル戦。
単純に予想すれば順当に決着しそうだけど考えると色々紛れはありそう。
先週の五頭連峰特別的な荒れを想起させるのは考えすぎかな。。

過去の傾向としてもそれなりに荒れる余地はある。

昨年は8番人気の6歳牝馬のクラウンロゼ。
繁殖に上がることが決まっていた1戦で田辺な巧妙な逃げで見事有終の美を飾る。(1:33.7)
2番人気ネオスターダムが2着、8番人気ペルソナリテが3着で295,960円は非常に美味しい結果に。
3歳勢、アーバンキッドが一番人気、ロスカボスが3番人気と今思えば過剰に人気を集めていたレースでもあった。

一昨年は5歳牝馬ケレンケカリーナが9番人気で穴を空ける。(1:33.8)
こちらは直線32.9秒の脚を使っての勝利。
1番人気を集めた3歳馬ダノンシーザー2着、前年の2着馬である2番人気マイネルメリエンダが3着。
64,470円で決着。

2014年は人気薄3歳馬のワンツー決着。
5番人気の牝馬ダンスアミーガと9番人気牡馬マイネルメリエンダ。(1:32.4)
3着に1番人気ダノンジェラートが入り109,490円

遡ってもそれなりに荒れる傾向が強い印象。

特に3歳勢の過剰人気による大敗が目につく。
後は牝馬が活躍するレースな印象も。

今回は3歳勢の参加は無し。

牝馬は4頭。
有力馬フロンティアクイーン、バンゴール。
ダートで完全に行き詰ったクロフネビームスと前走少し光が見えたディアマイダーリン。

全体的に新潟向きスペック馬大集合という印象で真面目に予想するとしんどい。。。
後方からの競馬で上がり勝負がみえみえな状況の中でもドスロー必至。
ここで極端な逃げをうつ馬でも居たら面白いのだがそこも非常に微妙な感じ。
位置取り次第で不利受ける人気馬もいると思うし実力も案外拮抗しているように思う。
まぎれが多く買わないほうがいいレースでもあるが穴狙いとしては非常に面白みを感じるレース。
悩みつつ買わないという選択も視野に一先ずは各馬の評価を。

先ずは有力馬から。
今回人気を集めるのはハクサンルドルフ。
悪名高い河崎五一の所有馬では有るが非常に魅力的な1頭だと思う。
神の不在を嘆いても仕方ないがハクサンムーンといい何故にこんな馬主が良い馬を引くのか不条理。

今回の鞍上は戸崎圭太。
前々走の多摩川Sではメートルダールにクビ差破れたものの手はあっているように思えた。
前走の垂水ステークスでは、シルバーステート、エテルナミノル、タツゴウゲキの後塵を拝すもその後の各馬の活躍を見れば納得の4着。

とにかくスタートが悪いが最後堅実な差し脚が魅力で破壊力十分。
良馬場の新潟は鞍上を含めてこの馬の能力を発揮する上で格好の舞台のように感じる。


父:アドマイヤムーン(ミスプロ系)、母父:Theatrical(ノーザンダンサー系)。
母系にシアトルスルーがおり、アメリカのスピード血統にHail to Reason、Northern Dancerな感じ。
兄妹にはブルミラコロを筆頭にダート活躍馬も多くこの馬もダートは良さそう。

 

多少馬場が荒れれればこの馬頭のみで良いと思っていたが都大路ステークスで案外だったんだよな。

やはり良馬場が良いですかね。


今回は6月以来の競馬となるが調教の動きも申し分ない。
不安は出遅れと極端なスローではあるが新潟が舞台であれば複勝圏を外すことは無いと思う。
前走も出遅れ。

テンの脚がつかないのはいつもの事だが最後のキレが今ひとつだった印象もあった。
休み明けでリフレッシュした効果を期待したいかも。
反面、休み明けが原因でも大敗もありそうで怖い。。。

二番人気はフロンティアクイーン。
昨年の牝馬クラシック戦線では明確な結果を残せなかったが初音ステークスを勝利しオープン入り。
福島牝馬での2着好走もあり実績的には引けは取らない。

この馬も出遅れ癖がある。
平坦はプラスな印象で鉄砲も効く。
今回は調教も完璧でスキは無さそう。

父:メイショウサムソン、母父:サンデーサイレンス。
全兄にザトゥルーエアー。
昨年のメジャーエンブレムが圧勝したクイーンステークスはそれなりにレベルが高く大差2着でも評価はしていた。

3歳の頃はマイルが良いように思っていたが出遅れ癖も含めて最近は1800が良差そうな印象もある。
今回初めて明確な人気を集める1戦。
有力馬の1頭として評価すべきだと思うが出遅れて位置取れず直線も伸びず原因わからずみたいなパターンも十分ありそう。

3番人気は鞍上に田辺を配したバンゴール。
テン乗りの不安があり上位2頭と比較した際には幾分実績的には落ちる。
新潟マイルは1000万下で三着の実績あり。

父:キンカメ、母父:クロフネ。
薔薇一族(母:ローザブランカ)も最近は活躍馬も少ないが安定し好走する印象。

前走は格上挑戦での7着はまずまずではあるが前々走のパールステークスの4着は少し物足りない印象も。
調教は前走より確実に良化しており万全。
32秒後半の脚が使える為、スロー直線勝負となった際には引けは取らないかも。

ここまでで上位人気馬が皆似たタイプ。。
スタートが悪く直線のキレ脚勝負。
なかなか動きにくい展開となり道中はスロー必至か。

今回逃げそうな馬が少ない。

やはり確実にスロー必至だよな。。

ストーミーシーは有力馬よりは多少前付けして競馬をしそうだが前走の同舞台で直線キレ勝負で32.6秒の脚を見せて快勝。
鞍上:大野拓弥なら奇襲を選ばず同じような競馬をするように思う。
全走は前半36.9秒。前付けした印象の湘南Sでは前半36.1秒。
今回、36.5秒程度でも番手取れそうな気がするが大野拓弥がどのように判断するか?
36.5秒で先行し32.9秒位の上がりが使えると踏めばかなり有力だと思うけど。。。
正攻法でも位置取りとペース次第では十分可能性はあるし有力な1頭であることは間違い無いかもな。
調教は前走程度は走っているし好調維持と見る。
今回は4番人気と妙味も少ないけどNZTで帯くれた馬だけにちょっと狙ってみたいかもな。頭まで狙ってみたいかも。

このスローが予想される中で横典がどう動くか?
今回騎乗するディマイダーリンは近走横山一族で全く結果が出ず前走勝春が後方一気の競馬を試して11番人気を3着に。

稍重での後方一気。ある意味奇襲が成功した形。
今回は、本当の意味での奇襲を考えれば前走のような後方ポツンでは無く馬鹿逃げもありかな。
横典ならやりそうな気もするけど義弟の厩舎だけにどんな話をしているのかしら。。
コメントを見る限り強い同型の存在には言及しており展開が向いてくれればとのコメントが謎。
どんな作戦でくるのかしら。。。
 

しかし、改めて考えてみれば馬の能力的には全く足りない印象。
前走も馬場が渋ったゆえの最後の斬れ味だったわけで良馬場新潟で好走するイメージが無いかも。
今回はやはり軽視で良いか。。

それよりは完全にダートで行き詰ったクロフネビームスが気になる。。
今回も流石にダメだと思うけど穴で考えればこの馬もゼロでは無いのかも。
血統構成的にも芝でも好走したダート馬、オリオンザジャパンと非常に印象が被ります。

近走のダートでの敗戦は能力的なものというより心因的なものな気もする。
芝で激変して適正が出せれば3着位あっても良くないかな。。
馬場が荒れていると良いのだけどパンパンの良馬場予想だけに流石に無い?どう?

全盛期には稍重のダートマイル戦で前半36.5秒で追走し34.8秒の上がりが使える馬でその時の時計が1.34.8。
今回の予想タイムは1:33.0〜1:33.5程度と考えると全然ありそう。(先週のノボバカラは全然なかったけど。。。)
内枠も悪くないし気持ちと適正さえあればここでも3着はありそうだけどな。。。
やはり少し買っとこうかな。

2年前に完全に終わってしまったカバーストーリーの復活はどうか?
持ち時計では最上位。京都マイルで1.32.0は立派な数字。

しかしこの錦ステークスを勝利した以降全く勝ちがない。
1600万を勝ち即降級し長い停滞が続く。
この馬の復活に多くの騎手が挑んできたが何をしてもダメな状況。
しかしこのスランプの中でも4着と惜しい競馬もある割に今回は13番人気と極端に過小評価されている印象もある。
鞍上はテン乗りの津村でストーミーシーと同じような競馬をすれば意外とわからないかもな。
ハイペース適正を感じるしあまりペースも上がらないと思うので思い切って先行したら3着に残せたりするかも知れない。
元々はこの条件を勝ち上がっており時計も最上位な馬だけにここまで軽視されるのであれば三列目に少し買っといても良い気がしてきた。やはり押さえとこ。


ペガサスボスは勝った1000万下のレースがレベルが低い印象。
東京マイルで前半37.1秒で番手追走という位置から33.3秒で快勝という流れ。
全体的にペースが遅すぎるしこの馬にとって33.3は限界なのかも。
過去新潟でも33.3を記録している。
鞍上も二本柳。同型が多いだけにここでは流石に足りないかな。

レッドライジェルの決め手は結構怖いです。

軽視は全く出来ない。
 

確実にハクサンルドルフと遜色の無い差し脚を持っている。
 

東京マイルで全体時計1.34.3(前半37.6-上がり32.5)は立派。
ハクサンルドルフ同条件1.34.3(前半:38.0に対し32.2)と比較しても遜色はない。
 

現に元町ステークスでは斤量1キロ差でクビ差迄迫っており今回逆転があっても不思議ではない。
約7ヶ月ぶりの競馬で調教が若干緩い印象。鉄砲は効くと思う。
勝率で言えばアドマイヤムーン、ハーツクライには劣るがディープインパクト産駒の新潟適正は評価するべきだしこの馬も頭で狙ってみたいかも。

マリオーロは中山向きの良い瞬発力を持った馬で穴馬としてこの先楽しみな1頭だとは思う。
32.9の上がりが武器で決してここまで人気を落とすタイプの馬では無いとは思うがやはり狙うなら秋の中山か。

このクラスまでくると直線の長いコースでは少し落ちるのかも。
 

でもストミーシーにもカバーストーリーにも勝っている馬が12番人気であれば抑えて当然かも。
混戦を抜け出す瞬発力と器用さを信じて少し買っとこ。

アルテは迷いなく要らないといえそう。
しかし唯一わかりやすく先行するタイプなのよね。
おそらく今回この馬が前半36秒程度で主張すれば単騎先頭は確実。
しかし異常なスローにならない限りそれを残し切るだけの力がこの馬には無いと思う。

マコトサダイジンは鞍上吉田豊。
障害を挟んでのキンカメ産駒らしいゆっくりとした成長を果たす。
前走の多摩川ステークスも掲示板を確保。
ハクサンルドルフとは0.5秒差の5着。
しかし今回は斤量が3キロ増加。ハクサンルドルフは-0.5キロと勝ち目は無いかな。

割りと前目で競馬をするタイプなのでアルテを可愛がりながら番手先行。
ハイペース適正はそれなりにあり持ち時計は上位ではあるが明確な武器も無いのででもまあここでは難しい。流石に切ろ。

ルグランパントルも明確な武器がない。
1600万を勝ち上がるには少し足りない印象が強い。
今回は切る。

チャンピオンルパンは持ち時計(1.33.0)もあり上がり32.9の脚は武器。
今回休み明けでメンツもそれなりに揃った中では幾分厳しいかな。
でも2歳時点で前半39.4秒という異常なスローペースではあるが32.4秒という脚を魅せている。
これは今回の良うなレースでは非常に強い武器になると思う。
持ち時計もあるしひょっとする可能性もあるのかな。。悩む。。。少し抑える。

最後にダイシンブラック。
前走は約二年ぶりの競馬で8着とまずまずの結果を出したが8歳馬。
わかりやすい先行馬だけに今回のレースだと軽視も出来ないかな。。
これまで1800以上の中距離中心で使われてきた馬で父:マンハッタンカフェ、母父:ジェイドロバリーとわかりやすく長距離のほうが良さそう。
武器はしぶとさのみになるのでマイル戦だと大逃げ以外に残す目はない。
鞍上は乗れている武藤雅だが減量は無い。
脚の遅そうな馬だけにここでは流石に要らないか。

んー。本気でよくわからない。
三連単を2万円程度買って帯チャレンジを楽しみにするほど荒れない気もするし荒れる気もする。

 

今回は、せっかく予想したので荒れることを祈って三連複で広めに抑えようかな。

④⑤⑫
④⑤⑫⑥
④⑤⑫⑥①③⑦⑬⑭

上記。34点で荒れ待ち勝負でどうかな?