2017年9月2日 札幌11R 第52回 札幌2歳ステークス | 運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

運命がカードを混ぜわれわれが勝負する

競馬に関する四方山。
主に自分のためのメモとして利用しています。

札幌11R 第52回 札幌2歳ステークス
2歳・G3 芝1800m 馬齢 15:25発走
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もう9月なのね。

夏競馬も今週でようやく終了。

来週からシーズンに突入するも今年の夏はよく負けた。

最終週くらいは好成績で終えたいが出張で日曜日は競馬ができず。。。土曜日勝負を掛けようかなと思う。


先ずは天候から。

台風接近によりもたらされる気圧の影響が少し気がかり。
影響がどの程度あるかは判らないが馬場状態に関係なく荒れる兆候を感じる。
今年だと雪で開催が振替られた2月13日(月曜日)の小倉のようなイメージ。
土曜日はかろうじて天気は持ちそうな気もするのであんまり意識しなくても良いかも。
日曜日は雨の影響もあり荒れると思うので様子を見たい。

札幌2歳ステークスは荒れる印象が強い。

昨年は5番人気のトラストが勝利。
10番人気のブラックオニキス、7番人気のアドマイヤウィナーが3着と50万を超える馬券となった。

2015年は稍重。
アドマイヤエイカン、プロフェット、クロコスミアで26,990円
2014年はブライトエンブレム、マイネルシュバリエ、レッツゴードンキで452,740円
2013年は重馬場。
レッドリヴェール、マイネグレヴィル、ハイアーレートで51,340円。

サンデー✕ミスプロ。須貝厩舎、岩田。
この辺を気にしたいかな。

馬柱をみてクリノクリーニングとカレンシリエージョが抜けてるような印象もあったがよくよく見ると伏兵だらけ。
実績の乏しい2歳重賞ということもありやはり混戦と見たほうがいいのかもな。
今年は天候も不安定なので荒れる前提で広めに予想するのが良いのかも。
組み合わせ的にも上位人気馬が全て飛ぶ可能性もある。
軸を1頭にすると心許ないので三連複2頭軸で確実に拾うほうが安心かも知れない。

今年の須貝厩舎はクリノクリーニング。
函館芝1800mで新馬戦快勝。タイムは1.49.7(良馬場)
非常にレベルの高かった新馬戦だった印象でこのレースで1.5馬身差で下したカレンシリエージョは次走8馬身差の圧勝。タイムは1:51.2(稍重)
3着したキョウエイルフィーも次走快勝している。

ラップ的にも非常にしまった流れで古馬500万下を超える印象で番手追走しあがり最速を記録する等、文句の無い内容だったように思う。
クリノクリーニングとカレンシリエージョが現段階だと抜けている印象もあるがどうなんだろ。。

オルフェーブル産駒で母父パラダイスクリーク(ネヴァーベンド系)。
全般的にメジロを感じる母系が非常に興味深い。
馬体重もステゴ系ながらも458kgと及第点。
レースを改めて見直すと直線の短い函館で魅せた瞬発力がハンパない印象。
勝負どころで詰める脚も非凡な印象でオルフェーブルを感じさせる。

この馬軸で良いように感じているがどうかな?
鞍上北村友一。函館は結構乗っているが札幌ではそこまで騎乗数もないので多少割引く必要はあるかも。

カレンシリエージョはどうか?
クリノクリーニングに負けた後、稍重馬場で8馬身差の圧勝。
新馬戦でも3着につけた8馬身差が世代平均との差であるように感じる。
父:ハービンジャー、母父:ミスプロと評価は十分できる。
ノーザンダンサーのクロスを持ち、母母父が1988、1989年仏リーディングサイアーのKenmare。Rivermanも持っており割りと素軽いマイラーという印象もある。
前走稍重で快勝しているので馬場が渋ればわからなくなるが新馬戦を見る限りクリノクリーニングとの勝負付は済んでいると考えてる。
最大限評価しても対抗迄かな。

今年の岩田はシスターフラッグで登録。
新馬戦を1.5馬身差で快勝。
しかしレースレベルもそこまで高くなく展開が向いた印象もありそこまで強気に評価できない。
父:ルーラーシップ、母父:スパイキュール(サンデーサイレンス系)とダート行ったほうがいいかも。
スパイキュールはBMSであんまり良い印象も無いが母系にゴールドシップとの繋がりもあり紐で少し抑えるか切るか。。。
枠次第ではあるが鞍上を評価し少し抑えといても良いかもな。

前走強い競馬をしたダブルシャープと石川倭のコンビはどうか?
前走のクローバー賞では単勝1.7倍と圧倒的な評価を集めたタワーオブロンドンを下す大金星。
レースレベルも決して低く無くこの勝利は決してフロックでは無い。
今回は300m距離が伸びる為、適正が問われる。
父:ベーカバド(ダンチヒ系)、母父アグネスタキオン(サンデー系)と決して悪くない。
ケープクロスの後継馬として期待された良血でもあり、血統的にも前走を見ても洋芝、札幌含めて全く問題ないと思う。
芝1800は許容範囲でここでもあなどれないように思う。
全走は石川倭が非常に良いレースをした印象で、最後の直線タワーオブロンドンに交わされながらも馬体をあわせた後の勝負根性は素晴らしく最後の一絞りの力で抜け出しての勝利は決してフロックでは無いと思う。
しかし、距離の問題もあり評価難しいところもあるが対抗迄の評価は必須であるように思う。

同じ道営出身のミスマンマミーヤはどうか?
前走のコスモス賞では2歳上位に評価されるステルヴィオの2着と好走。
最後の直線の伸びは素晴らしくあわやを感じさせた。
鞍上は再度道営のベテラン宮崎光行とのコンビ。
父:タニノギムレット、母父:サンデーサイレンスと血統的には問題ない。
渋った馬場でのレースで時計的にはスローな展開も差し馬の台頭を見るとそれなりにしまった流れだったようにも思う。
渋った重馬場の洋芝コースで上がり35.4秒は最速。
同日の2歳未勝利戦のタイム:1.52.8に対し、コスモス賞では1.51.3はそれなりに評価できる。
ダブルシャープと共にもう一発を予感させる。。十分勝負になっても良い。

今回も人気を集めそうなロックディスタウンはどうか?
新馬戦が1.9倍と圧倒的な人気に応えての快勝。
こちらも期待のオルフェーブル産駒の牝馬。
母父:ストームキャットと期待は持てる。
兄弟にはキャットコインやワンブレスアウェイ等のステイゴールド産駒の姉妹がおりそれなりに結果も出している。
特にキャットコインの早熟性はこのレースに取って必要な印象もある。
新潟芝1800mで1.50.4、上がり32.5秒の斬れ味はそれなりに評価をすべき。
しかし、中間13秒台が連続するスローのキレ勝負での決着。
終始中段で前を見ながらの競馬でルメールが有力馬に乗った際に取る戦法で直線も前が邪魔になり仕掛けも遅れたが瞬発力で突き放した競馬を見ると切れ味鋭く奥もあるように思う。
でも札幌向きな印象も無く果たしてどんな競馬を魅せるのか判らない。
気性も悪くなく操作性も高い印象もあるがここは切ったほうが良いように感じている。
この馬の取捨で勝敗が決まりそう。。

コスモインザハートが気になる。
全走は阪神マイル。柴田未崎を鞍上に内を器用に抜けだしての快勝。
クビが高く大飛びな印象で仕掛け早めではあったが抜け出す際の脚は悪くなく器用さも多少感じた。
父:ハーツクライ、母父:サドラーズウェルズと距離延長と洋芝もこなすはず。
ビッグレッドファームとこのレースの相性も悪くないように思う。
鞍上も昨年の勝利騎手柴田大知と鞍上強化。
穴ならこの馬は少し面白いかも。

ファストアプローチがかなり気になる。
東京新馬戦では番手先行し4着と敗れるも前走の札幌未勝利戦でハイペースをマクリ5馬身(0.7秒)差とティータンで圧勝。
父:Dawn Approach(サドラーズウェルズ系)、母父:Marju(ノーザンダンサー)と洋芝は間違いない。
今年絶好調の藤沢厩舎、母がサトノクラウンの兄妹、ノーザンファーム生産馬の良血。
前走の時計は高速札幌のものながらもかなり良く距離伸びて楽しみもある。
重めの血統印象もあるが今の札幌に一番合う馬な気がする。
オルフェーブル産駒が人気を吸うようであれば非常に魅力的な1頭に映る。

対抗頭までの予想で狙いたい。

ロジャージーニアスはどうかな。
新馬戦は東京芝1800で上がり最速も届かず。
二戦目の新潟芝1800では前目の競馬をして快勝。
時計はそれなりに早いが高速新潟での結果。
レースレベル的にはそれほど高い評価は出来ずこの馬は切って良いように思っているがどうかな?
調教もそれなりに良さそうで父:ネオユニヴァース、母父:Red Ransom(ロベルト系)を見ると洋芝は悪くないはず。
すこし不気味な存在なので最後まで取捨を悩もうかとも思う。

ロードトレジャーもロジャージーニアス同様に新潟でそこそこの時計で快勝。
父:プリサイスエンド(フォーティナイナー系)、母父:チーフベアハート(ダンチヒ系)、鞍上三浦皇成と穴の雰囲気を感じる。
半兄にロードクエストがおり結構似た所は有るように感じるかな。
全走は良馬場ながらも雨の降りしきる新潟で前目での競馬で快勝。
11秒台の交じるそこそこのペースで前目で競馬をして34.7秒は悪くない。
しかしズブい印象もあり思い切った先行策を取らないと直線の短い札幌ではなかなか通用しない印象もある。
調教はそこそこいい動きをしている。

17.08.30(三浦) 
札幌ダ稍 - 70.2 54.2 39.4 12.4 (6)馬なり余力 伸び鋭く上昇目立
プロレタリアト(古馬オープン)馬なりの内0秒4追走0秒1先着

上記はそれなりに評価して良いのかもしれない。
この馬も悩むなあ。。。。結局絞りきれないか。。

マツカゼは稍重ながらも時計もイマイチで勝ててない時点で軽視。
サージュミノルはダート馬。
デバインブリーズは須貝厩舎ではあるが勝ち味に遅くようやく勝ったレースもレベルは低い。
モレイラエフェクトも感じる。軽視でいいかな。少し悩む。。

後は枠が出てから再度悩もう。。
なんか久々に予想できたな。。