ロードスターダストへの出資を機会に初めてクラブ会員と言うのになったが以下な感じで色々細かく情報を出してくれる。
2017.08.15
ロードスターダストは、滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン90分、ポリトラックコース・キャンター2500m(1ハロン20~22秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター650m×1本(1ハロン18~20秒ペース)。
・当地スタッフ 「リフレッシュを図りつつ、馬体も戻しながらの調整。状態は悪くなさそうですよ。ただ、滞在は短期間の見込み。あまり強い稽古を課すよりも、回復優先でOKかも知れませんね。早ければ1、2週ぐらいの間に移動の連絡が届くのでは・・・」
これまでクラブが発表する様々な情報を目にしてきたが、ロードスターダストはやはり順調な部類には入りそうな気がする。
元々出資を決めた段階でキャンター2400m(1ハロン13~20秒ペース)程度で乗られており、ラスト1ハロンも12秒台をマーク。
外厩調整で体力が回復して再入厩が決まったら1ヶ月程度の調教でデビュー戦が設定される可能性は高い。
これまでの変遷を整理すると、
2016年9月〜
三石・ケイアイファームで初期馴致&在厩調整
2017.05.09〜
千葉・ケイアイファームへ移動し在厩舎調整
2017.06.29
清水久詞厩舎へ入厩
2017.07.06
栗東・ダートEコースでゲート試験に挑戦
▶ 結果:合格
2017.07.28
滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動
▶▶▶ イマココ
8月後半での移動の可能性について現地スタッフからの言及もあり、9月9日より始まる秋の阪神開催を目標とするとの清水先生の談話もあり、順調に行けば10月前半迄にはデビューとなりそう。
前回、在厩中の調教では、
≪調教時計≫
17.07.16 助手 栗東坂良1回
57.4 41.6 27.5 13.2 馬なり余力 坂路コースで入念
この辺の数字は悪くなかった。
しかし、長いところの併せ馬では案外な印象との事でこの辺が課題でしょうかね。
≪調教時計≫
17.07.19 助手 栗CW不
86.3 69.9 55.9 42.2 13.8(6)追って一杯 追われて案外
シャルルマーニュ(2歳未勝利)馬なりの外2秒0遅れ
シャルルマーニュは既にデビューしており先週の小倉芝1800mで既に勝ち上がっている馬なので仕方ないと言えば仕方なし。
同じくらいの活躍を見せてくれるといいけどな。
『血統的にも将来はダートかな・・・と思うものの、この時期は番組自体が少ないですからね。初戦は芝も含めて考えても良さそう』と清水氏。
しかし、夏も過ぎたしどうなんだろ。芝も視野にいれるのかしら。
個人的には適距離だと思われるダート短距離でデビューして欲しい気もする。
しかし、最近のフェニックス賞(OP)ではゴールドクイーンがシニスターミニスター産駒としてはエクスシア以来の芝2勝目を記録。
ダート短距離のデビュー戦が強い内容だっただけに芝1200での期待はあったがまさか8番人気で1着とは。
又、12番人気のハガキノハナが芝1200未勝利戦で3着に入るなど芝での活躍もみせ始めている。
ゴールドクイーンは母父:タイキシャトル(ヘイロー系)
クロスはミスプロの5✕5
ハガキノハナは母父:Consolidator(ストームバード系)
クロスはセクレタリアトの5 x 5
エクスシアは中山芝1200新馬戦で快勝。
母父:フジキセキ(サンデー系)
クロスは無い。
他にも様々な馬が芝で連帯はしており、芝1200m程度の短距離であれば十分可能性あるのかも。
ロードスターダストも芝で走ったら面白いけど、やっぱし短距離ダートでの活躍を期待してしまう。
クラスターカップとか出れるような馬になったら良いだろうなあ。
などと本筋と違うことばかり書いたが、こういう楽しみ方がクラブにより提供されるのはとても良いことだと思う。
最近はDMMのバヌーシーの話題(批判?)も多いが個人的には選択肢としてあっても良いようには思っている。
情報が見やすく丁寧に発信されていたほうが良いと思うし気軽に一口馬主になれるというコンセプトのビジネスモデルもありだと思う。
しかし、価格設定があからさまに高すぎるのは無粋に思える。
良心的な価格設定をして競馬ファンの尊敬を集め、その敬意に支えられるような破綻の無いビジネスをすれば良いのに、安直で無粋なリスクヘッジをしすぎて結局評判を落とす事に意味があるのかな。。。事業企画をした人間は馬鹿なのかな?
1万口という設定もマーケティングが甘すぎる気がする。
売れ残るのは前提にしても、1頭の馬に対して1万人も集められると思っているのか?
そんなに分割して採算ラインに届くはずがないと思うけど。。
バヌーシー所属馬が10頭いれば重複購入者は居るとは思うが、ユニークで10万名(1万名✕10頭)もの出資者を募るというビジネスが成功するはずがないと考えないのかな。。
現在日本の競馬人口は約100万人~800万人と言われる。
10名〜80名に1人が申し込むわけも無いでしょ。。。
以下に応募人数が掲載されているがほとんどの馬が5%程度した申込みがない惨敗状況。
このビジネスどうするつもりだろ。。。
こういう事業面で感じる稚拙さは継続性に対する疑問を産む。
生き物に関わるビジネス故に継続性への信頼は結構重要だと思うけどな。
しかし、既存クラブも設立当初は斬新なビジネスモデルだったのかもしれないけどもっと新しいことをしないと駄目だと思う。
こんな無粋な新規参入に負けないくらいに面白く合理的な取り組みをもっと積極的にして欲しい。
特に、申し込み手続きの煩雑性やポータルサイトの見づらさの改善とかわかりやすく出来る所からでも初めて欲しいように思うし、競走馬の晩年に対する改善についてももっと積極的に活動するべきかと思う。
ゴルフビジネスがドラスティックに変化したように、競馬に関わり多くのビジネスも変化する時期にあるように思ったりもしました。
インターネットにより、競馬新聞というペーパービジネスが衰退しnetkeibaやJRA-VANが台頭したようにクラブビジネスももっと沢山の選択肢が生まれても良いように思います。