朝鮮半島の分断がテーマで1957年に北朝鮮で発表された楽曲の弾き語りを、投稿します。
これを聴くと、今の戦争のあとには分断されるかもと言われているウクライナのことと重ねて考えてしまいます。。
日本ではその数年後に京都の中学生(松山猛)がいつもケンカばかりしていた朝鮮学校へサッカーの試合を申し込みに行った時に、そこで初めて耳にする。
いつも九条大橋でトランペットの練習をしていた松山は同じ場所にサックスの練習に来ていた朝鮮学校生と親しくなり、メロディを伝えられ1番の歌詞と日本語訳を朝日辞典と共に渡された。
そして松山は当時の友人で既にアマチュアグループ「フォーク・クルセダーズ」を結成していた加藤和彦にメロディを口頭で伝え、加藤はそれを採譜編曲して1966年のコンサートで発表するに至ります。
歌詞の内容は、北朝鮮で暮らす青年が自由に故郷(韓国)へ帰れない悲しい心情を歌ったもの。
そういう内容なので当然のように多方面からクレームが入り、レコード会社は販売自粛、ラジオ局は放送自粛へと進んでいきます。
今回は3年前に録った映像を倉庫から引っ張り出してきて、再生速度・画質・音質を再編集しました。
歌えば歌うほど胸に迫る美しいメロディで、日本語に訳された歌詞もとても叙情的。
良かったらお聴きください。
イムジン河 / ザ・フォーク・クルセダーズ(アコギ弾き語りカバー)
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