アラフィフヨーガ講師ダイスケ。


我が同胞なるおじさん達よ、

あなたが数十年住み続けている、

身体という住居は快適ですか?


呼吸してるだけでも、

立っているだけでも、

座っているだけでも、

横になるだけでも、

居心地いいですか?



僕が毎週やっているレッスンは、

普通に主婦やお仕事をしている、

中高年の女性たちがほとんどだ。


ホテルの朝ヨガの参加者は、

比較的若い人も参加するが、

多くは初心者、あるいは少しの経験者。


ヨーガを極めんとする人は皆無。


それは僕が個人的にやっていることで、

そっちのニーズは今のところない。


ほとんどの人は、リラクセーションや

身体のメンテナンスとして、

レッスンに参加してくださっている。


もちろん、人それぞれ、それでいい。


いちヨギとしての顔が

あまり出てしまうと、

生徒さんは誰もついて

これなくなってしまう。

それで過去に何度も失敗した。


かといって、フィットネス的な

ヨガ風エクササイズをやるのであれば、

僕よりも素晴らしい女性の先生達がいるし、

僕である必要はない。


この周辺では、ヨガ風エクササイズの

ほうがニーズがあるのかもしれないが、

やりたいことを仕事にしたのに、

それはあまりやりたくない。


僕がもっと深く実感していることで、

分かち合えることがあるはずだ。


しばらくは、葛藤しつつ、

試行錯誤しながらレッスンをやっていた。


だが、これまでの生徒さん達の反応を

見てきて、分かち合えること、

届けたいことが見つかった気がする。



僕がやりたいことと、生徒さんのニーズが、

バチっと重なるところがある。



ここからは、初めてレッスンを受ける

生徒さんに向けて話すように書いていく。


生徒になった気分で、聞いてほしい。


ーーーーーーーーー


今からおこなうヨーガレッスンでは、

「今に在ることの喜び、

身体であることの喜び、

自分自身で在ることの喜び」

を感じていただきたいと思っています。


ほとんどの場合、日常では、

仕事や人間関係、スマホやアルコールなど、

つまり身体の外側の刺激に意識が向かっています。


心ここに在らず、

自分自身という自宅から出かけたまま、

ずっと留守の状態が続いています。



実際、家というのは長い間留守にしていれば

虫が増え、至る所にカビが生え、

シンクや蛇口は錆びつき、床や柱は腐り、

快適に住める場所ではなくなります。


家なら引っ越すことができますが、

自分というのは、どんなに劣化しても、

邪気が溜まっても、

死ぬまで住まなければならない空間です。


放っておけばおくほど、

どんどん帰りたくなくなります。


つまり、自分と向き合うことが、

苦痛になります。


自分という我が家をキレイにして、

帰ってきたくなる場所にするのが、

ヨーガです。


ヨーガのポーズは、

筋肉や骨、内臓など、

身体の深いところを刺激し、

あらゆる緊張や凝りを解きほぐし、

血流やリンパの巡りが改善されます。


ヨーガの呼吸は、

身体の窓を全開にして、

風を通すことで、

細胞の隅々まで酸素や

生命エネルギーが巡ります。


自律神経、ホルモンに影響を及ぼし、

喜び、安らぎ、至福を感じられます。



ヨーガでは、心を自分自身に集中させます。

身体感覚や呼吸に意識を向ける

ことで、留守にしていた

我が家に戻ってきてください。


その身体はどこよりも、

安らぎと喜びに満ちた

快適な居住空間になります。


外部の刺激にさらされて、

心が揺さぶられたときは、

もっとも落ち着ける、

安心安全な自分という

我が家へ戻ってきてください。



この60分(90分)は、

外側のことは、一旦全部手放して、

自分自身のためだけに使ってください。


「今に在ることの喜び、

身体であることの喜び、

自分自身で在ることの喜び」


を実感していただけるでしょう。



ーーーーーーー


実は、こういう言葉が浮かんだのは、

今朝のことで、こういう言い方で伝えたことは、

まだなくて、このブログが初めて。


いつもその場で思いついたように話すので、

伝え方は違うけど、

いつも僕が分かち合いたいことは同じだ。



どうだろう?


ヨーガちょっとやりたくなってきた?

なんない?


まあ、どっちでもいいや。


やる人は何を言っても言わなくてもやるし、

やらない人はテコでもやらないからね。


このブログがキッカケでヨーガに

ハマってくれたら、嬉しいけどね。