僕はダイスケヨギ。


神奈川県の西の果て湯河原町と、

伊豆の玄関口熱海という、

自然と温泉の街でヨーガ講師をしている

アラフィフ男である。


僕と同年代のミドルエイジの男性たちに向けて、

このブログを始めてみた。


42歳の春、突然勤めていた会社を辞めて、

ヨーガ講師になった。


妻も子供もいる身でありながら、

ヨーガに恋をしてしまったのだ。


なんと身勝手な男だ。

妻は青天の霹靂だったろう。

僕も自分に驚いた。


まあ、その後とんでもないことになるのだが。


言い訳として、

男性諸君にヨーガの魅力をお伝えしたい。


30代後半に、移住、転職、趣味だが本気で活動していた

ロックバンドの解散などが重なり、一気に環境が変わった。


仕事にも馴染めず、パワハラ的な扱いを受けた。

それでも無理して明るく振る舞い、

かなり自分を押し殺して働いていた。


幼い娘との時間と海を眺めることが、

唯一の癒しだった。


それでもジワジワと真綿で首を絞めるように、

なんのために生きているのかわからなくなり、

息が苦しくなり、自分を見失った。


世界から色が消え、灰色になっていった。

自分以外のすべての人が幸せに見えた。

猫や犬になりたい、と本気で思った。

自分だけが無価値、無意味。


心の中にある生きる活力のスイッチが、

壊れてしまったみたいだ。


そんなある日、色々な偶然に導かれて、

ヨーガのレッスンに行くことになった。


アシュタンガヨーガという、

アクティブでパワフルなヨーガだった。


次回へ続く