2022年 始まって1ヵ月近く過ぎましたが
皆さま、あけましておめでとうございます(笑)
今年もタイラバ王子をよろしくお願いいたします
さて先週21日、待ちに待った各メーカーの新製品が公開されましたね
紅牙からもこの春、皆様期待の新製品が登場です
今回まずご紹介したいのがコチラ
紅牙カレントブレイカートリニティα
DAIWA : 紅牙 カレント ブレイカー トリニティ α - Web site
昨年の夏から度々登場していたモザイクヘッドがコチラでした
ドテラ流し用のヘッドとして登場した初代カレントブレイカー登場から約6年
この春、満を持してのリニューアル
この約6年間でタイラバは劇的に進化。日本海側を中心としたドテラ流しのフィールドはタックルの進化とともにポイント、狙う水深もどんどん広がりを見せました。
100メートル超えの水深を狙うのはもはや当たり前のようになり、それにともないタイラバヘッドもタングステンが普及し、今まで狙えなかった真鯛を狙えるようにもなりました。
しかし、200グラム、250グラムといったタングステンヘッドは必携アイテムとはいえ値段もそれなりに張るのが現状。誰でも簡単に真鯛が釣れるとうたっていたタイラバですが、ディープのドテラ流しは少し敷居の高い釣りになりつつあることも感じておりました
そんな時代に登場するこのカレントブレイカートリニティαはメインボディは鉛製
鉛製でヘビーウェイト化するとどうしても大型化してしまい巻き心地がとんでもなく重くなり負担大。ディープで鉛が敬遠される理由のひとつだったわけですが、今回はこのボディの形状にとことん拘っています。
引き抵抗を極限まで減らすために流体力学から生まれたこの形状はテストを繰り返す事なんと3年
完成したこの究極の形はとにかく引き抵抗が軽い
これには私も驚きました
これまでディープのお供であったベイラバーフリーαTGより巻き感としては軽いんじゃないかと思うくらいです。
この引き抵抗の軽さはもちろんフォールスピードにも還元されていて、鉛とは思えぬ高速フォールを実現しています
そしてドテラ流しになるともうひとつ課題になるのが着底感度。
タイラバが遠くへ飛んでいくほど着底は取りづらくなるので、鉛よりタングステンのほうが。。。となるわけですが
その課題もばっちり解決
トリニティの名前の由来でもあるこの3つのポチポチ。
このポチポチの玉がタングステン製でその名もタングステンボトムタッチセンサー
鉛の弱い部分をタングステンで少し補ってもらっています。
これのおかげで250メートル先でも問題なく着底が分かります
本当にありがたい
私のメインフィールドである三国、鷹巣エリアは現在120~150メートルをドテラ流しやりますが1日これで普通に通せます
これまでの鉛ヘッドでは考えられない革命です
お値段もお求めやすい価格になりましたのでこの春、ノッコミ真鯛シーズンの武器にしてもらえたらと思いますのでよろしくお願いいたします
そんなカレントブレイカートリニティαを持って2022年、タイラバ初陣です
今回お世話になるのは大鯛の聖地三国から出航している遊漁船飛龍です
タカヒロ船長は若さ溢れるナイスガイです
HP↓
福井県三国の釣り船《飛龍》海釣り・船釣り・ボートフィッシング (hiryu.fishing)
ブログ↓
福井県三国の釣り船 飛龍 釣果ブログ (ameblo.jp)
朝は0℃を下回る極寒ですが、貴重な日本海の凪日。
防寒対策、消毒、検温、バッチリで7時元気に出船です
DAIWA : DW-1921(ゴアテックス プロダクト ウィンタースーツ) - Web site
DAIWA : ウインターラジアルデッキブーツ WD-2402 - Web site
↑身に染みる暖かさでございます
朝イチ、狙う水深は130前後。風は程よいくらいですが、「えぇ~」っとテンションダウン級のウネリ。。。
2022年、大事な先発ユニットは
ヘッド:カレントブレイカートリニティα250グラム(ガングロ)
システム:タイラバ王子WORKS 中井ノレソレ改
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)
DAIWA : D-MAX 尾長真鯛SS キープ - Web site
トレーラー:月下美人アジングビーム バチコンカスタム ストロング(チャートドットグロー)
DAIWA : 月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング - Web site
気になります??
タイラバ王子WORKS。
中井ノレソレ改 (笑)
12月の釣行イメージ、そして前日の妄想から
細身のロングシルエットながらスロー巻きでもしっかり泳いで波動を出すアピール度
が肝かな~と予想。
カーリービームとはいかないまでも波動をしっかり出して、かつシルエットは抑えたい。
やっぱりワーム系の素材がいいかなぁ~
そうだ
中井ノレソレをいじろう
ということで前日に工作 (笑)
ひらめきのきっかけは昨年、トレーラーとして使っていた中井ノレソレカットver.
これが抜群にウネウネ良く動いて真鯛からの反応もよいので、コレをそのままネクタイにしようというわけです。
用意するのはコチラ
中井ノレソレのコアシリーズ。
現段階でコアシリーズというのはちょっとした肝。
それをこのようにカット。
赤いラインでカットします。
①太い部分を背骨のような部分に沿って両側をカット。
②カーリー部分の内側を色付き部分を切らないようにカット。
出来上がったものがコレ↓
釣れそうな気しかしないプルプル感
これのデッドスロー巻きはもはや生き物(笑)
なんとファーストフォールでいきなり良型のレンコ鯛
これはやはりイケると思いながら巻き巻き。
ところが船は1ノット超えで流れるのですが潮と同調気味でラインが全く出ていきません
フレッシュなポイントを攻めれてはいるのですが、バーチカルになっているので勝負ゾーンが狭い
少しでもラインを仕掛けを飛ばすべく一気にウェイトを軽くしようとボックスを開けたところ。。。
トリニティ、150グラムまでしか持ってきてない。。。
なんという失態
とりあえず、システムそのままにベイラバフリーαTGの120グラムまでウェイトを落とします。
すると5メートル間隔くらいでラインが出るようになりました。
少しずつ丁寧に距離を伸ばしながら巻いているとある事に気づきます
ボトムから10メートルくらい巻いたところに巻きがヌメ~ッと重くなるところを発見
着底した直後の巻き感はスカスカなんですが、そのところだけ幅にすると5メートルくらいでしょうか、確実にタイラバの潮噛みがよくなるゾーンがありました。
「喰ってくるとしたら間違いなくここだな~」
と思いながらそのゾーンは特に丁寧に巻きます。
巻きスピードは1~2の間。
フッと巻きが軽くなったらもう10メートルくらいあげてフォール。
180メートルくらいラインを出すと勝負ゾーンを10メートルくらい引けるので頑張ってせっせとラインを出します。
すると185メートルラインを出してスロー巻きで潮噛みゾーンを引いている時
ジッジッ
と弱いアタリ。
巻きスピード0~1くらいでず~っと巻き続けると
ジィーーーーー
弱いながらもドラグが滑ったので渾身のフッキング
2022年、タイラバ王子ヒット~!
小さいアタリでしたが、なかなかのファイターで150メートルの表示がいったりきたり。
大型??
ウネリも大きいのでテンションが抜けないようにスリルゲームをしっかり曲げて丁寧にファイト
あがってきたのは
75オーバー!2022年、1発目から大鯛です!
フッキング完璧(笑)
もう1発狙って同じゾーンを巻きます。
気持ちラインが払い出すようになり、水深も130超えで120グラムだと底取りが心許なくなってきたので満を持してカレントブレイカートリニティα150グラム(ガングロカラー)を投入
ライン放出が180メートルを超え勝負ゾーンに突入。
巻きスピードは1。
やはりボトムから大体10メートル、カウンターで160メートルを切ったあたりで
ジッジッ
触ったよぉ~
からの
ジィーーーーーーーーーー
と気持ちよいくらいドラグがでました
タイラバ王子ヒット~!
これもなかなか
あがってきたのは
71センチ!大鯛連発!
これまた上唇貫通で完璧(笑)
これは狙って釣れる
ヒットパターンを共有しながらやはり180メートルを超えたあたりから巻き出し160メートル付近
「そろそろアタリますよ」
ジッジッ
やっぱり触った
からの
ジィーーーーーーーーーー
と3連発
あがってきたのは
ロクマルオーバーのナイス真鯛
やや危ない(笑)
まだまだイケるぞ~と思った途端。。。
底潮スッカスカに
船も完全に潮と同調し、何をしても完全に真下
元気なのはフグのみ
船自体は1ノットくらいで流れていて、真鯛感度はガンガンに入ってくるのですが、あの手この手を使っても喰わない。。。
たまに真鯛らしきお触りはあってもそこから追ってこず
終日曇り空の影響もあり、真鯛の活性が上がらず苦しい展開
ラスト近くになりジグの方に2発当たるも無念のフックアウト
このまま尻すぼみの展開で終わってしまうのかと思ったラスト流し。
また気持ちラインが出ていくようになりました
午前のような潮噛みのよいところは無いものの、底付近の真鯛感度がほとんどだったのでボトムからスローに斜め引き出来ればチャンスありかも? と思いせっせとラインを出していきます。
頑張って190メートルまで出した時
なんと
「終了でーす。」
とタカヒロ船長から無念のコール
まぁ、190まで出したし170までは丁寧に巻こうとスローで丁寧に巻き巻き
はい
ドラマは起こらず
回収~
と回収巻き。
10メートルほど巻いたとき
ジィーーーーーーーーーー
きたーーーーーーーーーーーー
年に数回ある
回収ヒット(笑)
おそらくボトムからスロー巻きについてきていた真鯛が急なスピード変化にリアクションバイトしたのでしょう
本当にラストヒットなので慎重にやり取り
皆さんの視線を浴びながらあがってきたのは
ロクマルクラスのナイス真鯛!
獲れてよかった(笑)
真冬の厳しい時期ですが、2022年初陣は4の4、大鯛2発と素晴らしいスタートになりました
タカヒロ船長、楽しい時間をありがとうございました
この日の段階で上がってくるタイラバを触るとそんなに冷たくなかったので真冬の日本海、まだまだいけそうです。
皆さんも貴重な凪のタイミングで日本海の激うま寒真鯛を狙ってみてはいかがでしょうか?
そして思いつきのタイラバ王子WORKS、中井ノレソレ改。
この真冬に4発ヒット
是非お試しあれ(笑)
釣れたら
「紅牙&タイラバ王子WORKSいいわぁ~」
と宣伝よろしくお願いいたします(笑)
こんなタイラバ王子ですが、2022年もモンスター真鯛狙って頑張ります