「一念鯛に通ず」
→真鯛を釣りたいという信念さえあれば、その気持ちがタイラバに乗り移り、厳しい条件下でも真鯛が釣れるということ。
と鯛ペディアにあります タイラバ王子です
以前、ちらりと書きましたが遡ること昨年11月、12月。ホームの厳しい洗礼を受け、なんとタイラバでまさかの真鯛2連敗
年が明けましたが、タイラバ王子的には昨年からの嫌な流れを断ち切れない2021年 この悶々とした気持ちをキレイさっぱりと忘れるにはやはり真鯛を釣るしかない
ということで遅れましたが2021年、タイラバ王子開幕戦の釣行を書きたいと思います。
開幕戦はもちろん三国シーライオン
シーライオン(SEA LION) – 福井県三国沖を中心にスーパーライトジギング・イカメタル・ナイトアジング・たて釣り・ ティップランをしています。
今年もお世話になります
もちろん出船前は全員しっかりと検温、消毒 ライオン船長のコロナ対策への意識も高く、船もいつもピカピカ
安心して乗船できます
気合120%で出船
天候は薄曇り(太陽は顔を出しています。)
風は南から結構吹く予報で期待
この度、新発売になります紅牙ルアーカバー!
DAIWA : ルアーカバー紅牙(A) - Web site
めちゃめちゃ便利です
移動前にさっと仕舞ってボタンでパチっととめればオッケー
移動中も安心です
発売は5月ですが、よろしくお願いします
さて、3月といえばいつもよりもディープエリアの真鯛を狙いますが、やはり水温は低いので活性も低めなのに加えてアミエビベイトになることが多く、難易度は1年の中で最も高いといっても過言ではありません。
タイラバ王子自身…
2018年 アミエビパターン+イルカの大群に囲まれお手上げ(真鯛ボウズ)
タイラバ王子、2018開幕戦!(三国シーライオン タイラバ便) | 紅いの牙つり鯛~! (ameblo.jp)
2019年 爆風、大ウネリ、船酔いでお手上げ(真鯛ボウズ)
タイラバ王子、2019開幕戦!(鷹巣みの浦丸 タイラバ、タイジギング便) | 紅いの牙つり鯛~! (ameblo.jp)
2020年 アミエビパターンを追いすぎて自滅(真鯛ボウズ)
ホームの洗礼。。。(三国 シーライオン スーパーライト便) | 紅いの牙つり鯛~! (ameblo.jp)
と全くいいところ無し。。。
しかし、今回はこの経験から色々とイメトレしてきたので釣れるイメージはありました(笑)
ポイント到着。
風はそよそよ程度。(アレッ?)
潮は良い感じに流れていて、風が吹いてない割に船は流れます
潮、風が同調しているのでドテラ流しですがタイラバは下へ落ちていくので、こんな時は
しっかり上まで巻き上げる。(反応よりかなり上まで)→フォールでタイラバをとにかく真鯛に見せる。→やる気のある真鯛に追わせる。→巻きで喰わせる。
赤字のところを意識して展開します。
ほぼバーチカルですが、ヘッドは底取りを意識する重さよりフォールスピードを意識して選択。個人的には見切られないくらいのスピードで落ちてもらえればオッケーなのであまり軽いヘッドは使いません。
小話になりますが、水槽で金魚を飼っていて、沈下性の餌をあげているのですが、細かい餌がふわ~っと落ちるより、大き目の餌がストンと落ちるほうが金魚が反応して口を使っているのを最近発見しました(笑)琉金なのにすごいスピードで餌を追いかけていくのです
家の金魚だけかもしれませんが、それがインパクト大だったのでタイラバにそのイメージを反映させています。
かなり上まで巻くのはタイラバを見切られないように真鯛の視界から毎回消すためです。
毎回、真鯛がタイラバを追ってくるイメージを持ちながら、巻きに移りますが、その時も早巻きで追わせて喰わせるか、早巻きからのスローといったスピード変化のリアクションで喰わせるか、毎回同じではなく色々とスピード変化をつけながら巻いていきます。
もちろん従来の等速巻きが基本にはなりますが、年々進化するタイラバではこの変速巻きが武器になってきますこれは実践あるのみです(笑)
てな感じで色々な引出しを駆使しつつ真鯛からの反応を待ちます
船長も真鯛の反応を探してポイントを流していると、目の前に。。。
でたっ
3月名物。
の大群
イルカが出没すると、真鯛の動きがやはり悪くなります。
ディープエリアの釣りにイルカは関係ないとも聞きますが、やはり釣り人の印象的には良くないですね
水族館では可愛いんですけどね(笑)
イルカを何とか避けつつポイント移動を繰り返します。
魚探の反応ではやはりアミエビの反応が濃く出ていて、そこにピン鯖っぽいベイトも絡んでいる様子。
そこに真鯛も居るのですが、タイラバを追いかけるようなやる気のある真鯛がなかなか居ない雰囲気。。。
ふふふ
昨年の状況と同じだ
タイラバ王子が数年の惨敗から掴んだこの三国エリアのアミエビベイト付き真鯛攻略のイメージは
① 盛り過ぎず、細すぎず。
② 微波動系を入れる。
③ ビカビカのグローではなく、スポット的にぼんやり光らせる。
④ アミエビ!っという思考にならない。やる気のある真鯛を意識する!
このようなところです。
①→中井チューンのような細切りネクタイではなくノーマルの太いネクタイを使う。ただしストレート。
②→最近、あまり使われないスカートを使う
③→点発光のブルードットグローがイメージにぴったり。
④→しっかり巻いて、上から落とす。タイラバを見せる!
ちょうど紅牙の新製品でイメージと似た商品が出ていたのでご紹介します。
コチラ
紅牙 替えユニットαKP
DAIWA : 紅牙 替えユニットαKP - Web site
様々なシチュエーションを想定したユニットがありますが、その中から使用したのが
まずめディープ
そこに
月下美人 アジングビーム(ブルードットグロー)
DAIWA : 月下美人 アジングビーム - Web site
これをトレーラーとして各針に装着。
相変わらず潮、風、同調している状況で80グラム、100グラムでも重さ的には十分ですが、選択したヘッドは紅牙ベイラバーフリーαタングステンの150グラム。
真下に落ちるので逆付けでヘッド自体にも動きを持たせ、波動で真鯛に気づかせるイメージで。
上からストンと落として巻き始めて10メートルくらいのところで
ふわっ。。。ふわっ。。。
と巻きが急に軽くなりました。
んっ?と思った一瞬に頭と体が反応
真鯛のアタリだ
巻き続けると絶対に離すと感じたので、巻くのを止めてティップに重みを乗せると
ジィィィーーーーーーーーーッ
と弱い感じですがドラグが滑りました
ひさびさの(笑)
タイラバ王子ヒット~!
その日の状況、船の雰囲気的にも絶対にバラせないので、ここはベテランらしく落ち着いたやり取りで(笑)
同調してるおかげで走りはしましたが、割とすんなり上がってきました
ドドン
ジャスト70センチ!
大鯛でした~!
イメージ通りに
長いトンネルを抜けて、2021初真鯛は思い出に残る真鯛となりました
しっかり海中のタイラバをイメージできたこと。
このタイラバを喰う真鯛をイメージ出来ていたこと。
自分を信じれたこと。
仕留めたと実感できる真鯛でした
長い呪縛から解き放たれ、2021年、良い流れに乗っていきたいですね
エリア的にはこれからノッコミに入り、大型真鯛が狙えるシーズンに入ります。
今年は少し早そうな予感です。
自己記録更新を狙って頑張ります
ライオン船長も毎日、気合200%で走りまわっています
近くの鷹巣エリアからもヤス船長が操船するみの浦丸も始動です
ホーム - みの浦丸|福井県鷹巣漁港 (jimdofree.com)
どちらも真鯛に魅了され、大型真鯛を狙い続けている本当に信頼のおける船長さんです
まだまだコロナで油断できない2021年ですが、対策も本当にしっかりとされていますので、是非記録更新級の真鯛に挑戦しに来てくださいね
紅牙の最新ロッド、リールもまもなく発売です
次回はニュータックルで挑みます
ではっ