第102回 全国高校サッカー選手権福岡大会二次予選準決勝 東福岡高校−九州国際大学附属高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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準決勝第一試合。

新人戦、インターハイ予選と続けて頂点に立っている東福岡と、インターハイ予選で東福岡に3−0と完敗を喫した九国の対戦となった。

 

今季の九国は新人戦とプリンスリーグでも結果を残せておらず、力の差があるように思えたが、熱い試合を繰り広げてくれた。

 

 

【レポート】

九国はシュートには至らないが、しっかり守備を作ってカウンターでゴールに迫り、理想的な展開でゲームを進めているようだった。

 

 

しかし、先にゲームを動かしたのは東福岡だった。

21分に對馬 陸人が放ったシュートがディフェンスに当たり、転がったボールを拾った野田 昂希がドリブルで切り込み、角度のない位置から放ったシュートはネットに触れなかったが、ゴールラインを割って東福岡が先制する。

No.20 野田 昂希

 

失点直後に話し合う九国イレブン

 

立て直したい九国だが、27分に東福岡が素速いカウンターから榊原 寛太が放った豪快なシュートを、赤金 翔がブロックした際、ボールにてが当たってしまい、PKを献上してしまう。

このプレーでイエローカードを受けた。

 

これを榊原 寛太本人が決め、東福岡がリードを広げる。

 

 

 

東福岡がペースを引き寄せるかと思われたが、九国は38分にロングスローでペナルティエリアに放り込み、クリアされたボールを拾ってクロスを上げると、田中 翔太がヘッドで決めて1点を返す。

No.3 田中 翔太

 

前半は2−1で終了。

 

 

後半の立ち上がりの44分、九国はロングスローにバックヘッドでゴールを狙い、ディフェンスが胸でブロックするが、跳ね返ったボールを赤金 翔がヘッドで押し込み、同点に追いつく。

 

 

同点から数分は動揺した様子が見られたが、流石は東福岡、61分に對馬 陸人のゴールで勝ち越しに成功する。

 

 

その後、九国はリズムを取り戻すことができず、東福岡が3−2で勝利し、新人戦、インターハイ予選に続いて決勝進出を決めた。