【レポート】
21分に筑紫台が右サイドから攻撃を仕掛け、最後は藤野 翔が流し込む形でシュートを打つが、僅かに枠を外れる。
シュート直後の藤野 翔
ビッグチャンスを作った筑紫台だが、前半のシュートは両チーム通じて1本だけで静かな展開だった。
筑紫台を格上と見て戦っている北九州の方が、プラン通りに戦っているようだった。
筑紫台はハーフタイムに交代カードを2枚切ると、これが功を奏し、キックオフから2分で、投入された尾花 悠介が先制ゴールを決める。
No.10 尾花 悠介
追う展開となった北九州はギアを上げ、果敢に攻撃を仕掛ける。
しかし、キーパーの黒岩 拓翔の好判断に阻まれ、シュートを打つことができない。
64分、再び花尾 悠介がゴールを決め、筑紫台がリードを広げる。
2点差に放された北九州だが、気持ちを落とすことなく、積極的に攻め続ける。
シュート直後の波多野 誠也
しかし、筑紫台からゴールを奪うことはできずタイムアップ、最後の瞬間まで全力を尽くした北九州だが、3回戦で姿を消した。
【コメント】
北九州高校 熊本 獅隆キャプテン
Q:試合の感想をお願いします。
A:筑紫台を相手に、自分たちのサッカーをやれて良かったです。
Q:高校サッカーを振り返ってください。
A:最初は技術が伴っていなかったけど、3年になって、このメンバーでやれたし、最後まで笑顔で終われたので良かったです。
Q:進路について教えてください。
A:大学に進学して、体育教師を目指します。
Q:後輩たちにメッセージをお願いします。
A:後輩たちは、とても元気がいいので、自分たちを越えられるように頑張ってほしいです。
古川 貴史監督
Q:試合の感想をお願いします。
A:前半は準備していたシナリオ通りに戦えましたが、失点してからはシナリオ通りの展開をさせてもらえず、筑紫台の強度の強さを感じた試合でした。
Q:3年生はどんな特徴を持っていたでしょうか?
A:本当にサッカーが好きな子たちで、見ている側を楽しませてくれるのが、学年のカラーでした。楽しむというところが、強さにつながったと思います。
Q:新チームに望むことは?
A:3年生は気持ちを全面に出して戦える選手が多かったので、試合中に闘志を出して戦う部分を見習って、下級生に引き継いでほしいと思います。
Q:3年生にメッセージをお願いします。
A:部活をしながら進路も頑張り、学校行事などマルチに活躍してくれた学年なので、新天地でも目標を持って、欲張って色んなことにチャレンジしてほしいと思います。