第102回 全国高校サッカー選手権福岡大会二次予選3回戦 北九州高校–筑紫台高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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【レポート】

21分に筑紫台が右サイドから攻撃を仕掛け、最後は藤野 翔が流し込む形でシュートを打つが、僅かに枠を外れる。

シュート直後の藤野 翔

 

ビッグチャンスを作った筑紫台だが、前半のシュートは両チーム通じて1本だけで静かな展開だった。

筑紫台を格上と見て戦っている北九州の方が、プラン通りに戦っているようだった。

 

筑紫台はハーフタイムに交代カードを2枚切ると、これが功を奏し、キックオフから2分で、投入された尾花 悠介が先制ゴールを決める。

No.10 尾花 悠介

 

追う展開となった北九州はギアを上げ、果敢に攻撃を仕掛ける。

 

 

しかし、キーパーの黒岩 拓翔の好判断に阻まれ、シュートを打つことができない。

 

64分、再び花尾 悠介がゴールを決め、筑紫台がリードを広げる。

 

2点差に放された北九州だが、気持ちを落とすことなく、積極的に攻め続ける。

 

シュート直後の波多野 誠也

 

しかし、筑紫台からゴールを奪うことはできずタイムアップ、最後の瞬間まで全力を尽くした北九州だが、3回戦で姿を消した。

 

 

【コメント】

北九州高校 熊本 獅隆キャプテン

Q:試合の感想をお願いします。

 

A:筑紫台を相手に、自分たちのサッカーをやれて良かったです。

 

Q:高校サッカーを振り返ってください。

 

A:最初は技術が伴っていなかったけど、3年になって、このメンバーでやれたし、最後まで笑顔で終われたので良かったです。

 

Q:進路について教えてください。

 

A:大学に進学して、体育教師を目指します。

 

Q:後輩たちにメッセージをお願いします。

 

A:後輩たちは、とても元気がいいので、自分たちを越えられるように頑張ってほしいです。

 

 

 

古川 貴史監督

Q:試合の感想をお願いします。

 

A:前半は準備していたシナリオ通りに戦えましたが、失点してからはシナリオ通りの展開をさせてもらえず、筑紫台の強度の強さを感じた試合でした。

 

Q:3年生はどんな特徴を持っていたでしょうか?

 

A:本当にサッカーが好きな子たちで、見ている側を楽しませてくれるのが、学年のカラーでした。楽しむというところが、強さにつながったと思います。

 

Q:新チームに望むことは?

 

A:3年生は気持ちを全面に出して戦える選手が多かったので、試合中に闘志を出して戦う部分を見習って、下級生に引き継いでほしいと思います。

 

Q:3年生にメッセージをお願いします。

 

A:部活をしながら進路も頑張り、学校行事などマルチに活躍してくれた学年なので、新天地でも目標を持って、欲張って色んなことにチャレンジしてほしいと思います。