一次予選決勝。
勝てば秋に行われる二次予選まで今のチームでサッカーを続けられるが、負ければ3年生は引退という大きな意味を持つゲーム。
私は最も実力が拮抗している北筑と講倫館を取材カードに選んだ。
北筑高校
福岡講倫館
【レポート】
6分、藤野 真矢のゴールで北筑が幸先よく先制する。
No.8 藤野 真矢
追う展開となった講倫館は攻め込みはするが、シュートに持ち込めず、決定的なチャンスを作れない。
唯一、空中戦の競り合いでキーパーが飛び出し、ガラ空きのゴールへのシュートチャンスがあったが、北筑が身体を張った守備で阻止する。
北筑が1点リードのまま後半に入り、44分に草場 貴士のゴールでリードを広げる。
その5分後、講倫館も意地を見せ、櫻井 陽介のゴールで1点を返す。
1点差に迫るが、試合のペースを握ってリードを守り抜いた北筑が二次予選進出を決めた。
【コメント】
北筑高校 草場 貴士選手
Q:試合の感想をお願いします。
A:先制点を取れたことが大きかったです。
2点目を決めた後に1点を返されたけど、その後は耐え切って勝ったので、よかったです。
Q:二次予選まで少し時間がありますが、どのように準備をして臨みたいですか?
A:足がつる選手がいたり、サイドで走れずに攻め込まれたと思うので、しっかり体力をつけたいです。
守備のところとか、チームとして統一できてない部分もあると思うので、しっかり修正したいと思います。