第101回 全国高校サッカー選手権福岡大会一次予選2回戦 八幡工業高校–明善高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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【レポート】

 キックオフ直後は八幡工業が押し込んでいたが、徐々に明善が押し込むようになる。

 

 

しかし、放ったシュートはいずれもキーパーの正面で、得点には結びつかず、前半はスコアレスで終了した。

 

後半に入ると、八幡工業が持ち直して攻勢で進めるが、スコアレスのまま70分を終了した。

決定的なシュートを外し、悔しがる野見山 怜温

 

 

 

PK戦では、先攻の明善が一人目を失敗するが、八幡工業の一人目のシュートを田中 薫が見事に防ぎ、リードを許さない。

 

その後は、どちらもノーミスで迎えた5人目のキックを明善は失敗してしまう。

外してしまい、頭を抱える田中 薫

 

後攻の八幡工業はしっかり決め、決勝へと進出した。

 

 

【コメント】

明善高校 田中 薫キャプテン

Q:試合の感想をお願いします。

 

A:前半は自分たちの攻め方ができました。最後まで無失点で終えたので、良かったと思います。

 

Q:ほとんどの3年生が引退する中で、選手権まで残る決断は勇気が必要だったと思いますが?

No.7 下川 柚生、キャプテン以外で選手権まで残ったのは彼だけだった。

 

A:去年の選手権で、キーパーが僕しか居なくて、先輩に残ってもらって、今は下にキーパーが居ないので、先輩にしてもらった分、自分がやろうと思って、残ろうと決めました。

 

Q:インターハイで3年生が抜けた後、選手権までの期間は、どんなことを意識してキャプテンを務めましたか?

 

A:下級生とコミニュケーションを取って、試合中でも言い合える関係を築くことを意識しました。

 

Q:高校サッカーを振り返ってください。

 

A:キーパーの環境は整っていなくて、キツイ時期もありましたが、仲間と一緒にサッカーをできたので、最後までやり切れたと思います。

 

Q:進路に向けて意気込みをお願いします。

 

A:部活は終わりましたが、サッカー部の仲間との関係を大切にしながら、また受験で戦っていけたらと思います。

 

Q:後輩たちに望むことは?

 

A:僕たちは、去年と同じ場所で負けてしまったので、県大会に出て、南部以外の相手に勝てるように、レベルの高い練習をしてほしいと思います。