昨日の準決勝で東海に10–0と大敗を喫した福岡海星と、筑陽との延長戦の末に惜しくも敗れた福岡女学院、3位決定戦では意地を見せたいところ。
水色が福岡海星、オレンジが福岡女学院
【レポート】
前半はお互いにチャンスを作り互角と言えるが、チャンスの大きさでは福女が上回っていた。
6分に有吉 愛海がドリブルで相手ディフェンスを見事に躱し、ペナルティーエリアに侵入し、シュートを放った。
決定的なチャンスだったがGK市川 明花音が弾き、こぼれ球をタッチにクリアーする。
両チーム無得点のまま前半を終了。後半の立ち上がりは福女がやや攻勢で、決定的なヘッドで枠を捉える場面があったが、ここも市川 明花音が防ぐ。
後半7分、海星に後半最初のチャンスが訪れる。
左サイドから高岡 美怜が折り返し、ゴール前でこぼれたボールを井上 梨音が押し込み、先制に成功する。
先制から海星にやや流れが傾き、終盤になっても守りに入ることなく点を取りに行く姿勢が見えた。
福女もチャンスを作るが、GK市川 明花音がしっかり防ぎ、攻撃の怖さを消していた。
1–0からスコアは動かず海星が勝利、福岡県3位を獲得した。
【コメント】
福岡海星女子学院高校、市川 明花音キャプテン
Q:試合の感想をお願いします。
A:福岡女学院は新人戦で負けたライバルでしたが、選手権で勝ち切ることができて、リベンジを果たせて良かったです。
Q:好セーブがありましたが、自身のプレーに関して、どう思いますか?
A:今日はアップから集中してプレーできたことと、日々の積み重ねが実を結んだと思います。
Q:昨日は大敗してしまいましたが、切り替える為にチームに何か声をかけましたか?
A:昨日は、あまり声が出ず、良い雰囲気とは言えませんでしたが、『今日はアップから声を出そう』と話し合いました。
Q:3年生は引退ですが、後輩に一言お願いします。
A:沢山の人に応援されるチームになって欲しいと思います。
井上 梨音選手
Q:試合の感想をお願いします。
A:3年生の最後の試合を、笑顔で終われて良かったです。
Q:ゴールの感想をお願いします。
A:3年生の為に役に立ちたいと思っていたので、ゴールという形で実現できて嬉しいです。
Q:3年生の引退後は、どんなチームを目指したいですか?
A:ガムシャラに泥臭く、プレーできるチームになりたいです。