毎回決勝戦で東海の前に涙を飲む筑陽と、その2チームに次ぐ県内3番手の福岡女学院のカード。
福岡女学院
【レポート】
シュート数では女学院が上回るが、ほぼ互角のゲーム内容で無得点で前半を終了する。
後半に入ると女学院が押し込む場面が増える。
コーナーキックからゴールラインギリギリまで押し込むチャンスもあったが、筑陽に跳ね返され先制ならず。
女学院の得点の雰囲気が高まっていたが、後半24分にコーナーキックから筑陽が先制に成功する。
嫌な時間に失点した女学院だが、終盤にフリーキックのチャンスを獲得、これを直接ゴールに突き刺し、同点に追いつく。
勝負は延長戦に突入し、延長前半は両チーム無得点、延長後半3分に筑陽の勝ち越しゴールが決まる。
残り7分を筑陽は守り抜き宿敵、東海への挑戦権を獲得した。
【コメント】
筑陽学園高校、江口葵選手
Q:試合の感想をお願いします。
A:前回の対戦で勝っていることもあり、変な余裕が出てしまいましたが、同点に追いつかれてから、やり返そうという気持ちが強くなり、最後まで頑張れました。
Q:決勝ゴールを振り返ってください。
A:正直、入ると思ってなかったけど、絶対に点を取ると決めていたので、最後は気持ちで押し込みました。
Q:ゴールの後、残り7分ほどでしたが、何を意識して戦いましたか?
A:点を取られないように、サイドにボールを出したり、前方に出したりして相手に触らせないことを考えました。
Q:明日は決勝戦ですが、意気込みをお願いします。
A:一度も東海に勝ってないので、明日は絶対に勝ちたいと思います。