開始直後から育徳館が攻め込んでいたが、10分に石川 和輝が粘ってシュートを放つが、僅かに左に逸れる。
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石川 和輝
その後、バイタルエリアでのシュートはないが、京都が攻め込む場面も増え、両チームとも攻撃への意識の高い展開となったが、無得点で前半を終える。
後半4分に京都が決定的なチャンスを作るが、得点には至らない。
後半17分、育徳館はフリーキックのチャンスを獲得し、直接狙って枠を捉えるが、GK南舘 匠が弾いてコーナーに逃れる。
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このコーナーキックを頭で合わせてバーに当たり、育徳館が立て続けにチャンスを作った。
育徳館はその後もチャンスを作り、得点の雰囲気を漂わせるが、ゴールには結び付かず70分を終了した。
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延長戦を戦っても勝敗は決まらず、PK戦に突入。
育徳館のキックを南舘 匠が1本防いだが、京都は2人が痛恨の失敗、育徳館が2試合連続のPK戦を制して、県大会出場を手にした。
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【コメント】
育徳館高校、兵藤 友哉キャプテン
Q:試合の感想をお願いします。
A:京都には京築大会で負けていたので、初めての県大会をかけた試合で勝つことが出来て良かったです。
Q:押し込んだ時間に決め切れなかった点は、どう捉えていますか?
A:チャンスが何度かあった中で、決めれなかったのは痛かったです。
Q:PK戦の心境は?
A:昨日も勝ったので、絶対にみんな決めてくれると思っていたし、GKの上原 大の調子も良かったので、絶対に勝つと分かっていました。
Q:県大会に向けての意気込みをお願いします。
A:3部から県大会に出場するのは十数年ぶりで、自分たちにとっては初めてなので、挑戦する気持ちで、勝っていきたいと思います。
【写真家の独り言】
正確な時期は不明だが、3部からの県大会出場は少なくとも12年はなく、快挙と言って間違いない。
また、育徳館としての県大会出場も久しぶりで、サッカー部としても歴史を作った勝利となった。県大会でも勝利し、新たな歴史を刻んで欲しい。