村越 凱光 松本山雅FC入団記者会見 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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12月3日、14時から飯塚高校キャプテンの村越 凱光の松本山雅FCへの入団記者会見が同校の体育館で行われた。



サッカー部員を始めとする生徒も会見を見守った。

冒頭に江原 俊行スカウトが入団に至った経緯の説明の後、『残念ながら、来季の松本はJ2でやり直さないといけませんが、彼(村越)の力でJ1に復帰できるチームにしたい』と期待を口にした。


次にサッカー部の中辻監督から、村越が飯塚高校に進学した経緯と、3年間の成長の経過を説明し、『熱い男なので、熱いサポーターが沢山いる山雅で活躍して、1年でJ1に復帰して欲しい』と話した。


最後に、本人が緊張した様子で『プロサッカー選手として、松本山雅という素晴らしいチームで、最初にプレーすることを嬉しく思います』と話した後、家族、指導者、チームメイトへの感謝の言葉を述べた。


続けて、松本山雅に入団を決めた理由について『今年の2月に練習に参加して、チームの雰囲気が良く、先輩からのアドバイスが有り難かった』『自分に足りないものが沢山あり、自分に合っていないスタイルの中で、どれだけ自分のスタイルを貫き通せるか試したい』と話し、『主力となり、チームを助けられるストライカーとなって、J1に復帰させたい』と意気込みを語った。



【代表質問】



Q:村越選手、松本山雅に内定した時の率直な感想をお願いします。

A:小さい頃からの夢だったので、早い段階で叶ったことが素直に嬉しいです。

Q:内定という分岐点に、感謝を一番伝えたい人は?

A:自分に関わって下さった全ての方に、飛び抜けて誰かではなく、皆さんに感謝しています。

Q:自分のプレースタイル、持ち味を教えて下さい。

A:ゴール前まで、ドリブルで運べること。球際や対人の強さだと思います。

Q:松本山雅のイメージを教えて下さい。

A:前に爆発的な選手が居なくて、引きながらカウンターを狙う、守備的なチームだと思います。

Q:その中で村越選手は、どういったポジションを狙いますか?

A:エースストライカーになれるように、いつでも、どんなときでも、最高のパフォーマンスを披露したいです。

Q:険しくも、夢のあるプロサッカー選手の生活が待っていると思いますが、目指したい選手象があれば教えて下さい。

A:色んな人から、愛される選手でありたいです。

Q:内定が決まった後、チームメイトや監督からは、どんな言葉をかけられましたか?

A:『頑張れよ!』とか『早く試合に出ろよ!』とか、有り難い言葉を受けました。



Q:辻本監督にお聞きします。
監督から見た村越選手は、どういった選手でしょうか?

A:尖ってる選手で1年生の時は、尖らなくて良い所も尖っていました。今後はサッカーでは、もっと尖りまくって欲しいと思います。
プロの世界で、空気を読むのではなく、尖り続けて欲しいです。

Q:具体的に、こんな選手になって欲しいというのが、あればお願いします。

A:彼の得意なドリブルを活かして、点の取れる選手になって欲しいです。



Q:江原スカウトにお聞きします。村越選手をチームに入れようと思ったプレーを教えて下さい。

A:本人も先ほどから言っていますが、ドリブルです。
(松本山雅の)実情をお話しさせて頂くと、J1の中で得点が一番少ないチームなので、個で突破できて、個で点が取れる選手の必要性を感じていますので、辻本監督が言われたように、尖って、ドリブルでグイグイ行って欲しいです。

そういうプレーをすることによって、お客さんも喜んでくれるんじゃないかと、期待しています。

Q:そういった村越選手の活躍を、既にイメージされていますか?

A:イメージ出来なければ、声をかけてません(笑)
全国的には無名かも知れませんが、我々はユース世代で代表の経歴があるとか、全国大会に出ているとかで、選んでいるのではなく、より可能性の高い選手ということで、声をかけたので、可能性という所で物凄く期待しています。

Q:今後、松本山雅として、どのように育てたいですか?

A:やはり、点を取れる、結果を個で出せる選手になって欲しいと思います。



Q:最後に、プロ入り後の抱負、意気込みを、村越選手にお聞きします。

A:どんな状況でも、自分がチームを助けられる選手になりたいと思っていますし、早く代表に入って、海外でプレーしたいと思っています。

(質問者:TNC記者)


その後の質疑応答で複数のメディアの質問に、時々詰まりながらも、村越は丁寧に答えていた。

質問に笑顔を見せる村越




最後に写真撮影が行われ、各媒体の要望に応えていた。