前日に稲築志耕館を破って、2回戦に進出してきた修猷館と、シードの為、この試合が初戦の希望が丘のカード。最後まで手に汗握る好ゲームとなった。
修猷館
希望が丘
【レポート】
立ち上がりの時間は、ややボールを支配する希望が丘だが、初戦の為か硬さが見られ、攻め切ることが出来ない。
序盤の時間を過ぎると、修猷館のチャンスが増える。右サイドから直接は厳しい角度からのフリーキックで、宮原 宏和がゴールを狙い、枠を外す威力のあるシュートを見せる。
宮原 宏和
終盤には右サイドからのクロスに、荒木 龍生がヘッドで狙うが惜しくも枠を外れる。
荒木 龍生
両者無得点で前半を終える。
後半に入ると希望が丘が攻勢を強める。最も大きなチャンスは後半14分、右サイドからのクロスを、汐先 悠介が後ろに流し、宮本 優斗が放ったボーレーシュートはバーを叩き、バウンドしたボールに詰めるが、GKがキャッチする。
後半26分に希望が丘はチェ カンウを投入、ボールを持つ時間は増えるが、チャンスを作るまでに至らない。
チェ カンウ
希望が丘はゴール前へのクロスや、ペナルティーエリアに切り込んでチャンスを作るが、GK政田 駿作が的確な判断でシュートを打たせない。
攻め込む回数は希望が丘が上回るが、後半のシュートは2本に留まった。
政田 駿作
後半もゴールは生まれず延長戦に入るが、無得点のままPK戦に突入した。
1人目は修猷館は成功し、希望が丘はバーを叩いて失敗。
2人目は成功すればリードの修猷館だが、GKチェ ジヨンが完璧にセーブし、裏はしっかり決めて同点とする。
延長後半で青井 道寛が負傷し、嫌な流れで投入されたチェ ジヨンだが、しっかり期待に応えた。
3人目は共に成功、4人目は修猷館が失敗し、希望が丘が決めてリードを奪う。
修猷館4人目、黒木 颯介
5人目、修猷館のシュートはバーを叩き、試合終了、希望が丘が3回戦に駒を進めた。
修猷館5人目、楠見 堅
【コメント】
希望が丘高校、チェ ジヨン選手
Q:投入前に監督からは、どんな指示がありましたか?
A:緊張せずに、プレーしろと言われました。
Q:PKを止めた時は、どのタイミングで飛ぶ方向を決めましたか?
A:シュートのスピードが遅かったので、蹴ったのを見て飛びました。
Q:次の試合へ向けて意気込みをお願いします。
A:もっとPKの練習をして臨みたいです。