第97回全国高校サッカー選手権大会二次予選2回戦、希望が丘高校-東海大学付属福岡高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

写真家・久冨大のフットボール日誌

他のメディアが報道しないフットボールを中心に切り取ります。

写真の購入については、hdai63@yahoo.co.jpまでご連絡頂くか、会場でお気軽にお尋ねください。
2日以上返信がない場合はお手数ですが、迷惑メールフォルダーの確認をお願い致します。

1回戦を延長戦の末に勝ち上がった希望が丘と2回戦から登場の東海福岡。

希望が丘


東海福岡

両チームは9月にも県リーグで対戦しており、その時は東海が13得点を奪い大勝しているが、希望が丘はその時の反省を活かすことが出来るだろうか?


【レポート】
立ち上がりから、東海が圧倒的にボールを支配して攻め込むが、希望が丘は落ち着いて対応していた。

東海のクロスをブロックする山口 天也

東海の攻撃に対し、希望が丘は粘り強い守りを見せる。




東海は苛立ったのか、31分にバックパスをミスしてゴールラインを割って、希望が丘のコーナーキックとなり、これが決定的なチャンスとなった。

得点はならなかったが、ここまで希望が丘ペースの展開と誰もが見ていただろう。

しかし、東海は打倒東福岡の筆頭候補、完全にはペースを渡さない。36分、右からグラウンダーで蹴り込まれたコーナーキックを高田 悠が右足でシュートし、ゴールに突き刺した。


前半は東海の1点リードで折り返した。

希望が丘としては、1失点は恐らく想定内であり、同じ戦い方で追加点を与えず、反撃のタイミングを狙いたい所だ。

しかし、後半1分に追加点を奪われると、その後は東海のゴールラッシュで突き放された。
一矢報いたい希望が丘だが、得点に結びつかず、6−0の大敗を喫した。





【写真家の独り言】
前半の希望が丘は面白いサッカーを展開していたが、前半の終盤、後半の序盤の特に注意が必要な時間帯の失点は未熟さが露呈した場面だった。

昨年、一昨年の選手権での成績を下回ったことを反省し、残りのリーグ戦では成長したサッカーを見せて欲しい。