福岡県新人サッカー大会準々決勝、筑陽学園高校-折尾愛真高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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筑陽学園高校=筑陽
折尾愛真高校=愛真

【レポート】
愛真は攻め込まれながらも、ペナルティーエリア内では相手にボールを触らせず、冷やりとする場面はない。DFラインは統率が取れ、特に井原 怜尉のプレーは光るものがあった。


10分を過ぎると愛真が攻め込む場面が増える。だが決定的なシュートはなく、静かな展開が続いた。

29分、筑陽が放り込んだボールを、愛真がペナルティーエリアの外に跳ね返すが、古賀 勇貴が胸でトラップ、その位置からグラウンダーの鋭いシュートを放ち、ゴールの左に突き刺した。


筑陽が1点をリードして前半を折り返す。

愛真はハーフタイムに松尾 龍芽、後半7分に中原 稜人を投入する。直後に中原 稜人がチャンスに絡む。機転となり右サイドから、アーリークロスを放り込み、走り込んだ西村一希は、GKと交錯し、ファールを取られるが、チャンスを作った。

中原 稜人

シュートまでは行かないが、愛真の攻撃が勢いを増し、筑陽DFを翻弄する。筑陽キャプテンの栗原 幸一郎は、チームを落ち着かせようと必死に声をかけていた。


後半18分、愛真が放り込んだボールに大塚 勇助がヘッドで合わせて枠を捉えるが、GK野中 友椰がワンハンドでセーブに阻まれる。

野中 友椰


筑陽リードのまま迎えたアディショナルタイム、愛真は上村 啓通がゴール左を狙って、強烈なシュートを放つが、ポストに嫌われる。


その後も、2分ほどのアディショナルタイムは愛真が攻め続けるが、得点に至らず、筑陽が1点を守り切って、明日の準決勝へと進んだ。


【コメント】
折尾愛真高校、松尾 龍芽キャプテン


Q:試合の感想をお願いします。

A:全員が集中していましたが、自分たちの詰めの甘さが出てしまったので、次からは、そうならないようにしたいと思います。

Q:後半からの出場でしたが、投入される時に監督からは何て言われましたか?

A:『機転になって、サイドを使うように』と言われました。

Q:4強の筑陽と対戦して、手応えがあったのでは?

A:やっぱり、個人の能力には少し差が見えたので、これからの練習次第だと思います。

Q:今年のチームの特徴を教えて下さい。

A:攻撃力が高く、トップ下を2枚置いているので、上手く使いながら回せて、縦の突破も使いながら、サイドもスピードを持った選手が居るので、サイドも使えるチームです。

Q:最後の選手権までに、どんなチームになっていたいですか?

A:一丸となって、最後まで戦い抜いて“勝てる”チームになりたいです!