九州国際大学付属高校3−0筑紫中央高
九国(右)筑紫中央(左)
5分に永井 絢大がシ放ったシュートをGKが弾くが、伊藤 海斗が詰めて九国が先制する。
16分に飯尾 亮多、28分に伊藤 海斗が再びゴールを決めて3−0とすると、後半は追加点はなかったものの、筑紫中央を完封で勝利した。
4強の一角である九国に挑んだ筑紫中央だが、スコア以上に力の差は大きく、シュート数は九国が32本に対して、2本に留まった。
しかし、新チームとして最初の大会でここまで勝ち進み、強豪との対戦を経験したことは、今後の総体予選、選手権予選でも生きてくるだろう。県大会初勝利を記録した今大会の勢いを持って、今期の躍進が続くことを期待したい。
高稜高校2−1自由ヶ丘高校
6分に橋本 亘のゴールで高稜が先制するが、自由ヶ丘は格上相手に善戦を見せる。12分に宮下 功也のパスから芦辺 祐大がゴールを決めて同点に追いつく。
ボールを支配するのは高稜だが、自由ヶ丘は守備重視を意思統一した戦いで、思惑通りのサッカーを続ける。
高稜は格下相手に焦りからか、プレーの丁寧さを欠いて更に自分たちを追いつめてしまう展開となっていた。
試合も終盤となった後半28分に、途中出場の占部 来が個人技でゴールを決めて、高稜が何とか勝ち越しに成功する。
勝ち越しゴールを決めた占部 来No.13
これが決勝点となり、高稜が3回戦に駒を進めたが、勝ち越した後も、ペースを自分たちに引き寄せることはできず、課題が多い試合だったと言えるだろう。しっかりと切り替えて、悪い流れを次の試合までに払拭して欲しい。
自由ヶ丘は破れはしたが、前日のインタビューで芦辺 祐大が話した様に、『みんなが同じ意識でサッカーに取り組む』ということがある程度できたのではないだろうか。ここで満足せずに、総体予選では更なる快進撃を見せて欲しい。
九州産業大学付属九州高校2−1小倉東高校
九州がピッチを広く使って攻撃を展開する。立ち上がりの時間を過ぎると、一気に攻撃のギアが上がり、前半だけで14本のシュートを放つ。
20分に右からのコーナーキックを、小倉東のDFがクリアーし損ねたボールを、岡田 塁が右足で決めて、九州が先制する。
ゴールを決めた岡田 塁No17
その後も九州の攻勢が続き、できれば前半のうちに追加点が欲しい流れだったが、1点リードで前半を折り返す。
後半12分に小倉東は吉本 大輔が右サイドからペナルティーエリアに切り込み、DFのファールを誘ってPKを獲得、これを本人が決めて同点に追いついた。
吉本 大輔(左)
その直後に、三角 太一がシュートを放つなど、一時的に小倉東にペースを握る。
三角 太一
しかし、後半33分に途中出場の望月 尚希が決勝ゴールを決めて、九州が3回戦に駒を進めた。
九州高校、望月 尚希選手
Q:ゴールの感想をお願いします。
A:1−1の状況で、コーチからも『どんどん仕掛けろ』と言われていて、それで自分が得点できたので良かったです。
Q:次の試合への意気込みをお願いします。
A:この1週間で、悪かったところを改善して、次も自分が点を決めて勝ちたいです!
折尾愛真高校1−0久留米高校
春日高校1−1豊国学園高校(PK4−2)