福岡県新人サッカー大会1回戦、筑紫中央高校-星琳高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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今日から開幕した新人戦県大会、1回戦の取材カードは筑紫中央高校(以下、筑紫中央)と星琳高校(以下、星琳)の1戦。
1回戦で最も実力差がなく、拮抗したゲームが期待できた。

10分に右サイドからのクロスを1人がスルーで流したボールをシュートするが、GK坂本 倖亮が正面で押さえる。
ここから、筑紫中央がボールを持つ時間が長くなった。

23分、筑紫中央が右サイドからカウンターを仕掛け、鋭いクロスを上げると、走り込んできた大水 孝介がボレーシュートを放つが右に逸れる。
更に25分、筑紫中央が右サイドからファーに上げたクロスを大水 孝介がヘッドでGKに競り勝ち、ゴールに吸い込まれて筑紫中央が先制に成功する。

大水 孝介に駆け寄る筑紫中央イレブン

筑紫中央ペースのまま前半が終了する。星琳は17分に右サイドの角度のない位置から、強烈なシュートを放ったが、前半のシュートは1本に留まった。


星琳は後半から小栁 璃空を投入し、開始早々にチャンスに絡む。

小栁 漓空(左)

更に後半7分、江崎 未風がペナルティーエリアの外からシュートを放つなど、後半は星琳ペースの試合展開となる。

江崎 未風

後半は終始、星琳に得点の雰囲気があったがゴールには至らずタイムアップ。昨年の新人大会に続いて、1回戦で敗戦となった。


【コメント】
筑紫中央高校、大水 孝介選手


Q:ゴールの感想をお願いします。

A:前半の最初は自分たちのペースではなくて、1点取れてから流れがきたので嬉しかったです。

Q:後半は苦しい展開だったと思いますが?

A:1点取って安心してしまって、攻めにいけてなかったので、1点で守りに入るのではなくて2点目、3点目と取っていけたら、もっと良かったと思います。

Q:明日、すぐに九国との対戦になりますが、意気込みをお願いします。

A:普段は九国とは練習試合もできない相手だし、良い経験になると思うので、自分たちの成長に繋げることも前提として、勝ちに拘って、やりたいと思います。


筑紫中央は県大会の常連校ではなく、3年前の総体予選以来の県大会出場である。
安部 勇二監督に確認したところ、どうやら県大会での勝利は初めての快挙のようだ。
明日に強豪の九国との対戦だが、持てる力を出し切って勝利を目指して欲しい。