第95回全国高校サッカー選手権大会 福岡大会2回戦、北九州高校-筑紫台高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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【レポート】
3分、筑紫台は左サイドからアーリーでペナルティーエリアに放り込み、山田 祥貴がダイレクトシュートを放つが右に逸れる。

シュート直後の山田 祥貴
筑紫台はクロスやロングボールを使って攻撃を仕掛け、ペースを握るが、北九州はキャプテンの楠本
 祥彦や2年生の吉田 純などの献身的な守備でゴールを守る。

楠本 祥彦

両チーム無得点で迎えた37分、筑紫台は右からのコーナーキックを井上 将弥が頭で合わせネットを揺らす。

先制ゴールを決めた井上 将弥No.8

筑紫台の1点リードで前半を終える。

北九州は後半15分に冨島 淳樹、21分に長尾 郁弥を投入し得点を狙うが狙うが、シュートすら打てずに時間が過ぎて行く。逆に後半37分に筑紫台に追加点を許し、更に苦しい展開となる。

得点直後

一矢報いたい北九州はアディショナルタイムにフリーキックから、三谷 尚がヘッドで合わせ1点を返す。

得点直後、センターサークルに走る北九州

しかし、反撃もここまで、筑紫台が準々決勝へ進出を決めた。


【コメント】
北九州高校、泉 弘紀監督

Q:今日の試合を振り返って下さい。

A:これくらい押されるだろうと覚悟はして、ディフェンシブにやっていたので、ある程度ゲームプラン通りではありました。1点差であれば、チャンスはあったけど2点目は痛かったですね。

Q:新チームに期待することは?

A:今回も2年生のレギュラーが多かったので、早く始動できるかとは思いますが、やはり新チームとして、張って行かなくてはいけないと思います。

Q:引退する3年生に一言お願いします。

A:よくやったと思います。正直、昨年に比べるとパフォーマンスは落ちると思っていましたが、キャプテンの楠本 祥彦と副キャプテンの佐野 蔵俊が色んな場面でチームを引っ張り上げてくれて、3年生らしい仕事をしてくれたので、全員ですが、特に2人に感謝しています。


【写真家の独り言】
前回のベスト8には届かなかったが、素晴らしい闘いをしてくれたと思う。1年生から見て来た選手たちで長い間、温かく受け入れてくれた選手たちに心から感謝したい。

競技から離れる者もいるが、サッカーで得た経験を活かして人生を歩んでいいって欲しい。