【前半戦】
大濠は縦に放り込んでチャンスを狙う。豊国も、やや引き気味だがボールを奪うと長いボールを放り込むが決定的なチャンスには結びつかない。
最初にチャンスを作ったのは大濠、２０分、右からのアーリー気味のクロスに石田 啓太朗がシュートを放つ。バーを超えるが、ここから大濠にリズムが生まれる。
２３分、石田 啓太朗がボールに走り、ペナルティーエリアの外からシュートを放つが枠を逸れる。
石田 啓太朗
一方の豊国は２６分にコーナーキックからシュートを放つがGK田原 圭祐が正面で防ぐ。
２８分、大濠は牧 駿汰がバランスを崩しながらゴールを狙うがGK和田 幸樹が弾き、DFがクリアする。
シュート直後の牧 駿汰（右）
３１分、牧 駿汰がペナルティーエリアの外から放ったシュートがネットを揺らし、大濠が先制する。
先制された豊国は３５分に強烈なシュートを放つが、惜しくもバーを超える。
大濠が１点をリードして前半終了。
【後半戦】
後半に入ると、両チームの攻撃のギアが上がる。
２分、右サイドからペナルティーエリアに切り込み、ゴール正面にゴロパスで流し、小林 玲遠がシュートを放つがバーを超える。
４分、豊国は山下 琉がペナルティーエリア内から、ゴール左隅を狙ってシュートを放つが、田原 圭祐が足で弾いてDFがクリアする。
そのボールから大濠はカウンターを仕掛けるがゴールには至らない。
８分、大濠はロングボールからグラウンダーで強烈なシュートを放つが、GK和田 幸樹がセーブする。
１０分、豊国は左サイドから直接フリーキックのチャンスを得ると、石川 怜斗がシュートを打ち、壁に当たったボールをシュートするが、GK田原 圭祐が足で弾く、そのボールに平田 陸が懸命に足を伸ばすが届かない。
平田 陸
１５分、豊国は山下 琉が左サイドを抜け出しペナルティーエリア内の角度のない位置でシュートを放つが、GK田原 圭祐が弾きコーナーに逃れる。
シュート直後の山下 琉
２２分、豊国が強烈なシュートを放つが、GK田原 圭祐がパンチングでコーナーに逃れる。
田原 圭祐は豊国の猛攻に対して好セーブを連発し、豊国に得点を許さない。
田原 圭祐
２８分、豊国のコーナーキックを逃れた大濠がそのままカウンターを仕掛け、追加点を狙うがGK和田 幸樹が防ぎピンチを逃れる。
和田 幸樹
豊国の攻勢だが、試合が進むにつれエキサイトする場面が多くなる。
すると３５分、大濠の山﨑慶之に豪快なシュートを決められ突き放されてしまう。
点差を広げられた豊国は４１分、左サイドを駆け上がり、グラウンダーのクロスに長池 歩夢が足で合わせるが、ここも田原 圭祐が防ぎゴールを許さない。
試合は、このスコアのままタイムアップ、大濠が後半の豊国の猛攻を押さえ２−０の完封で勝利した。
【コメント】
大濠高校、三坂 光輝キャプテン
Q：試合の感想をお願いします。
A：全体を通して守備がぬるくて、あまりいい試合とは言えなかったので、次の課題として全員で組織的な守備を徹底して行きたいと思います。
Q：間もなく選手権ですが、目標を教えて下さい。
A：県大会優勝です！
田原 圭祐選手
Q：自身のプレーの感想をお願いします。
A：今まで公式戦で無失点の試合が少なかったので、何としても無失点で押さえたかったので、よかったと思います。
Q：試合全体を振り返っては？
A：甘いところもありましたが、勝ててよかったと思います。
Q：間もなく選手権ですが、意気込みをお願いします。
Q：勝ち上がれば、今年３回目の東福岡戦なので、次は何としても勝ちたいと思います。
牧 駿汰選手
Q：ゴールを振り返って下さい。
A：DFラインの前でパスをもらって、前を向いたらDFの寄せがなかったので、思い切り振り抜きました。
Q：試合全体の感想をお願いします。
A：前後半で、決めれる場面を決め切れてなかったけど、少ない２点を守り切れたのは大きいと思います。
Q：県リーグでは、多く勝てているので、この調子を選手権にもって行きたいです。
山﨑 慶之選手
Q：ゴールを振り返って下さい。
A：前半は、繋いで攻めて行けたけど、後半は自分たちのサッカーができていなくて、それでもセカンドボールだけ拾おうと意識して、それが拾えて中盤の選手といいワン・ツーができてシュートかパスか悩んだけど、DFが寄ってこなかったので、思い切って打ちました。
Q：間もなく選手権ですが、意気込みを聞かせて下さい。
A：縦に仕掛けることができてないので、もっと縦に貪欲に仕掛けられる様にして行きたいと思います。