【レポート】
序盤から東が主導権を握る。7分、三宅 海斗が左サイドを駆け上がり、筑陽の松本 岬がブロックするが、餅山大輝がこぼれたボールを拾い、ペナルティーエリアに侵入し、角度のない位置から鋭いシュートを放つが、GK木下 歓彦が正面で押さえる。
17分、東の橋本 和征が左サイドから、ペナルティーエリアに切り込もうとした所で、DFが足をかけてフリーキックとなる。
そのフリーキックは、木下 歓彦がパンチングするが、セカンドボールを拾い、バーを叩く強烈なシュートを放った。
筑陽は何とか持ちこたえてきたが、19分、ハーフェーラインから林 雄都がロングボールを蹴り、ペナルティーエリアで受けた餅山大輝が、左足でシュートを放ち先制すると、東のゴールラッシュが始まった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151117/01/dai-football-photo/e6/79/j/t02200146_0800053213485850951.jpg?caw=800)
26分、餅山大輝がバランスを崩しながら、出したパスを左サイドから駆け上がってきた橋本 和征が受け、そのままペナルティーエリアに切り込み木下 歓彦が前に出ていた所に流し込んで2点差とする。
31分には、三宅 海斗がDFのマークを、ものともせず、豪快なシュートで3点目を決める。
36分にも林 雄都が4点目を決め、前半のうちに勝負を決める。
後半は、追加点こそなかったが、東が終始ゲームを支配し、格の違いを見せつけ、全国への切符を手にした。
【コメント】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151117/00/dai-football-photo/5a/5a/j/t02200195_0800070913485843066.jpg?caw=800)
Q:全国大会出場を決めた感想をお願いします。
A:全国に行けることは、嬉しいです。
Q:後半は無得点でしたが、どう考えていますか?
A:前半より質が高くなかったし、抜けてしまった部分もあったので、来週から始まるプレミアリーグで改善したいと思います。
Q:昨年に続き、今年も高校総体を制して、『今年こそは2冠』という期待が周囲も高まっていると思いますが、意気込みは?
A:去年、一昨年は優勝候補と言われていたけど、上手くいかない選手権の難しさがあると思いますけど、今年は全部そういうのを振り払って、自分たちのサッカーをして全国制覇します。
【写真家の独り言】
新チームのスタート当初は、今年は拮抗した争いになると予想していたが、東福岡の実力は他を寄せ付けないものだった。
昨年、一昨年から優勝候補の筆頭と言われながら涙を飲んだが、3度目の正直で全国の優勝旗を福岡へ持ち帰って欲しい。