空のペットボトルやら、ビール缶やらが放置されてる部屋はさすがにマズいw
一瞬の風になれ 第二部-ヨウイ- (2006)
【著者】 佐藤 多佳子
オススメ度:★★★★★★★★☆☆
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第一部では、陸上についての内容が出し惜しみせず記されていたので、若干ここら辺で内容が被るかなぁ、とか思ったけども、そんなことは全くなく。
主人公・神谷君の立場が、1年から2年になる上での立場の変化、先輩の卒業、とある恋物語など、第一部よりかは高校生の心情の動きが目立った。 あぁ、青春ど真ん中ですなぁ。 とはいえ、単なる汗臭い・暑苦しいだけのチープな内容にはなってないことにまた好感が持てる。
守屋先輩と神谷君とのバトンについて
「俺が置いてかれると思うか! 信じろ、ロングスプリントの力なめんなよ!」と、100mだったら後輩の方が速いのに、そこでガツッと言える先輩にほれぼれする。 改めて、先輩の偉大さが分かる内容も盛りだくさん。
試合に関しては、俺の触れたことのない所まで来ちゃってるので、実感湧かない感じだが、それでも走る人間の心をよく理解して書いてある。 予選はいいけど、2本目はガッチガチになってタイム微妙とか、陸上人なら誰しもが体験する所だ。
あ~・・・短距離って不便だなぁ・・・。
走りたくても、歩道とか爆走したら、危ない人じゃないか。 久々に走りたくなるのぅ。