一瞬① | 大悟徹底 伍

大悟徹底 伍

社会人3年目。


家電業界に身を投じ、デジカメ・PCを販売してたと思ったら、
気付けば本部・財務経理部へ!

新たなステージのために、日々精進・・・!

 昼夜逆転の生活のしすぎで、バイトに遅刻しました、DAIです。
めぐりめぐって、夕方~夜に眠くなるって感じですか。 一周してもはや正しいみたいな。 生徒3人が教室の前で待ってるって、結構やっちゃった感だよね。 仲良い生徒だからまだよかったけど。 はい、教室開けの任務でしたが、寝てました。

 そして可愛い生徒が、本を貸してくれました。

 一瞬の風になれ  第一部-イチニツイテ- (2006)

 【著者】 佐藤 多佳子

 オススメ度:★★★★★★★★★☆

 自分としたことが、4継(400mリレー)をネタにした本を見落としていただなんて。 珍しく小説手にとって、1日というか3時間くらいで読んでしまった。 
あまり陸上競技に馴染みのない人でも、主人公が素人なので、同じ目線で見て行けるよ。 まぁ素人なのに、中高陸上やってた俺なんかよりブッチギリで早いんですけどね(´・ω・`) 高校1年から100mが11秒前半とか反則だよ・・・(´・ω・`)

 体育系の部活を熱心にやってた人には、心に響く内容になってると思いますね。 そして陸上部メンバーのキャラがやはりいい。 これぞ陸上部っぽいなぁ、という個々の濃さ(まぁ個人的な考えだが)
 にしても、1冊目のせいなのか、どうにも連君が掴めないな~。 天才児なのに、無気力・無関心の王道キャラですけど。 ただのイラッとさせる役なのかw

 また部活だけでなく、競技を通しての高校生ならではの葛藤や、はたまた恋心なんざとても清々しい。 こういうのが面白いとか、ワクワクする、っていうのはもはやオッサンの視点なのかなぁ、とか思ったり・・・w 見ていて何か微笑ましいよ、と。

 で、1冊通して主人公・神谷君の口語調で進むので、サクッと読める。 そして何より、陸上人くらいにしか伝わらない「ケツ割れ」を記している小説って他にないと思うw