こんにちは、ダンワールドです。
宇宙飛行士として活躍した毛利衛さんは2度のスペースシャトル搭乗で、「歩き」の大切さを実感したといいます。
宇宙では、どうしても、ふわっとして、足があることを忘れてしまうそうです。スペースシャトルの中は無重力。だから、移動する手段は足ではなく、手です。足は基本的に使わないといいます。シャトル内では、壁面に沿って手で伝って移動。特に親指、人さし指、薬指の三本は指先がくたびれるほどよく使ったそうです。
このため、足の筋力が落ちないように、地上にいるときはジョギングやエアロビクス、水泳を欠かさなかったそうです。宇宙飛行の間も、シャトル内に設置された自転車こぎでトレーニングをしたのだとか。それでも、宇宙から帰還した直後は、リズムを取り戻すのに苦労したそうです。歩く時にどういうわけか、体が自然に左へ傾いたといいます。
こんな毛利さんのエピソードが教えてくれるのは、日常的に「歩く」ことの大切さです。「老化は足から」とよく言われます。ある研究では、老人ホームのお年寄りの歩数、歩く速度などを数年間継続して測ったところ、年をとるにつれて歩数が減り、速度が遅くなることが数値として現れたそうです。とくに死亡する一年ほど前には、数値が極端に減ったといいます。
老化すると、ひざの筋肉が衰え、その結果、足が上がらなくなり、片足で立つのが不安定になります。その結果、転びやすくなります。意識的にウォーキングをすることが、老化を遅らせることにつながると言われています。
最近の日本では、低いビルでもエレベーターがありますが、なるべく階段を使うようにしたいですね。