こんにちは、ダンワールドです。
7月の年中行事には、七夕祭(7日)、盂蘭盆会(うらぼんえ、13日~16日)、中元(15日)のほか、藪入り(16日)、土用(21、22日頃~立秋まで)などがあります。
このうち「七夕祭」とは、五節句のひとつ「七夕(しちせき)」の通称です。「棚機祭」とも書き、また、星祭、銀河祭ともいいます。七夕祭には、笹のついた竹に五色の糸や紙片を結びたらし、「たなばた姫」「織姫」「天の川」などの文句や和歌などを書いた色紙や短冊を結びつけたものを飾りつけます。
中国の伝説によると、牽牛星(けんぎゅうせい)と、織女星(しょくじょせい)は愛しあっているのですが、天の川にあいだをさかれて会うことができません。しかし、陰暦七月七日の夜だけは、カササギが天の川の上に羽をひろげて橋になってくれるので、年に一度の逢う瀬を楽しむことができます。
この伝説にもとついて、中国では周の時代から「乞巧奠」(きこうでん)と名づけて、女性たちの手芸や裁縫の上達するようにと祈る祭りを行なっていました。日本でも、これをとり入れて、古くから宮廷貴族のあいだで「星祭」が行なわれ、書道の上達や恋愛の成就を祈ったりしていました。
それが、江戸時代になって、五節句の一つにとりあげられ、武家からしだいに庶民のあいだにも普及していったといいます。
日本で、これを「たなばた」と呼ぶのは、機を織る女のことを「棚機つ女」(たなばたつめ)といっていたからだそうです。