こんにちは、ダンワールドです。
草花というと、太陽がいっぱいの日当りが必要と思いがちですが、強い太陽の光や熱を好まない植物もたくさんあります。
そうした植物のひとつが、エビネです。エビネは日本にも自生している山野草で、鑑賞用としても世界的に人気が高まっています。
エビネは、ごく柔らかい光を好みます。
エビネの自生地の環境を考えると、日光は約80~90%遮光し抑えることが大切だといいます。
十分に日の当る南向きの場所なら、よしず越しの光の量が適当で、1日に1~2時間しか、日の当らない所や直射日光のない建物の北側では、間接光が充分にある所であれば、むしろ日の強い所よりも、良く育つとも言われます。
また、四季を通じて空中湿度の保てる所、そして空気の緩やかな流れがある所が良いそうです。
一方、強い風が吹き抜ける所はNG。エビネの葉が薄く、広く柔らかいので傷みやすいためです。
エビネの自生地は、常緑樹の下です。
つまり、雨には直に当たらない場合が多いということです。
育てる際には、この環境にも合わせる方がよいので、天井部分は日当りでは板、日陰ではビニール、トタンなどで覆ってやるといいでしょう。
鉢数を多く持った愛好家は、壁や塀を利用してエビネの置き場所を作ったり、独立したエビネ小屋を作ったりして楽しんでいるそうです。
品種によっては絶滅が危惧されているエビネ。
栽培や鑑賞を楽しむ文化を大切にしていきたいですね。