こんにちは、ダンワールドです。

 

ふだん陸の上で生活をしていると、ついつい忘れられがちな海や湖の汚れですが、水質汚染は世界規模で着実に進んでいます。

 

水質汚染対策の近年の歴史を振り返ってみると、湖や沼については、チッ素やリン、農薬などが問題になったのを受けて、1984年、湖や沼を守る方法を話し合うための世界湖沼会議(ILEC)が、滋賀県で開かれました。

その後も、国際会議が定期的に開かれています。

 

一方、海の汚染については、国際海事機関(IMO)が早くから取り組み、1954年には石油による海の汚染を防ぐための国際条約が決められました。

1972年には、海の上でゴミを燃やすことを取り締まる「ロンドン・ダンピング条約」、1978年には船から油や有害なものを捨てないようにする「マルポール条約」が定められました。

 

さらに、1982年には国連が海の環境を守る方法をまとめた「海洋法に関する国際連合条約」、1990年には油が流れたときの対策をとる「OPRC条約」が採択。

2001年には、国連環境計画(UNEP)が環境中に長く残るDDTやPCB、ダイオキシンなど12種類の有害な有機化学物質をできるだけなくすための枠組みが動き出しました。

 

こうした取り組みにもかかわらず、水の汚染を食い止めることはできていません。

やはり、私たち一人ひとりが生活を根本的に見直す必要があります。

例えば、湖や海で遊んだときにつり糸などを捨てないことも、たいへん大事な取り組みになります。

水という資源が無限ではないことを肝に銘じたいですね。