中国 留学赴任の為に -2ページ目

■ ふたり 私たちが選んだ道

バップ
24HOUR TELEVISION スペシャルドラマ2003 ふたり~私たちが選んだ道

 長瀬智也、深田恭子、松浦亜弥、宮崎美子、内藤剛志、渡辺徹

 幸せな新婚生活を送っていた芳行と睦美は芳行の交通事故によって人生が一変してしまう。事故の後遺症によって下半身麻痺になり車いす生活になってしまったのです。車いす生活での、様々な苦労。人の無理解、住宅など二人にかかる様々な問題がつぎつぎとわき起こってくるのですが、職場もリストラされることなく無事復帰することができ、さらに家族が固い絆で結びつき自分の新たな人生をつかむのでした。
 
 障害こそを追ってしまいましたけれど、正直まれに見る幸福な人間ではないかと思います。大半は、事故以前の生活に復帰することは不可能でしょう。職場をリストラされたり、様々な問題がのしかかってきます。人の出会いって本当に大切です。本人の人徳もきっと合ったと思います。

■中国人に会う前に読もう

泉 幸男
中国人に会う前に読もう―第一線商社マンの目・暴動中国の深層

この方は、中国語も流暢で、中国の仕事に長く関わっていた商社マン。
 
 中国人に会う前に読むべきかは別として、中国に駐在した経験者なら、多く経験するであろう体験談をふまえながら(うなずける事が非常に多いです)、今の反日デモや、靖国問題など独特の切り口で書いておられます。かなり辛口に書かれているので、中国にあこがれをもって理想化している一生懸命語学や中国文学を勉強している方、ビジネスでは関わる予定のない方は読む必要はないかもしれません。
 特に靖国問題は内政に大きく関わっていることは知られていますが、どういう風に関わっているのか、具体的に書かれています。
 
 それから中国人の印象として著者は、「不思議なまでに他人に無関心な中国人互いにテレパシー(気をつかいあっている)を出している日本人とは大違い。「たらっ」としていて、緊張感に乏しい無重力状態の中に放り込まれるような不思議な空間、それが中国。不便な事も多いけれど、不思議に解き放たれた気分になってしまうそういう中国が好きだ。」と書いていますが私もその点は全く同感です。特に旅から戻っての実感です。

 著者の泉さんという方は、中国人の一般の友達はおられるのでしょうか?そういう風な人と普段どういう風につきあっているかと言うこともこの書籍の中で是非知りたかったです。(中国人に会う前に読もうというテーマからはそれていないと思いますが)やはり、2-3年中国で赴任者生活を送るとなると周りの中国人とも多かれ少なかれ関わる事にもなるでしょうし、政治的な意見を求められることも多々あるでしょう。
 そんなときどういう風に切り抜けてこられたのでしょう?
 私などは、「普通の日本人は嫌いだけど、あなたは好き」と言われただけで大きな矛盾を感じます。

 本当にごくごく普通のレベルの人間関係でストレスがたまっている駐在者や留学生は多いと思います。

 中国人はきっぱり自分の意見をいう国民と言われています。でも実際私はその意見がころころ本当に素早く変わってしまう事によく頭を悩まされます。本当に本音で物を言っているのか?到底理解できないのです。(日本人だって本音と建て前がありますが)著者が書いておられるように、勝ちが決まると負け組が抹殺されるてしまうからでしょうか?


■美女缶

ジェネオン エンタテインメント
美女缶


藤川俊生, 吉居亜希子

 不思議な映画。自分で好きで取っていた作品がDVD化されたそうなのようですが。

 自分の夢をあきらめた、主人公は隣の人間が、『美女缶』を持っていることを知ったのでした。彼はそれを一つ盗んで、美女を誕生させてみたのですが、最後の最後で視聴者がしらされること、それは彼本人も実際は缶詰から産まれた男だったということです。
 その美女缶の取り扱いビデオ等が、実際の通販番組と似たような感じで、パロディっぽくて、笑えます。4畳半SFなのでアクション物のようなスケールはないですが、結構おもしろくて一瞬は笑えます。

■足浴

ashi 中国生活で私に必要なのは足浴です。普通の人たちは、マッサージとしてここに来るのが目的なのでしょうが、日本から来た私たちは中国に来て角質が貯まることを意識するようになり、私と同じように角質を取る目的で利用している人が多いのではないでしょうか?今回の旅行中、かなりの角質層が厚くなってしまって、それが裂けてくると痛くてたまらくなってきました。実際血もにじんでいたこともありました。
 薬を買って毎日シャワー後に必ず塗るようにしていたので、痛みは旅行中に取れたのですが、この厚い角質は、だれかに削って貰わなければとれる物ではないです。今日の足浴の男の子は私の足を見てびっくりしていたようだった(口にこそ出さないけれど)。
 私は日本では毎日お風呂に入る習慣があるので、こんな風になったことはないのですが、ほとんどシャワーしか利用しない中国人にとっては、足浴は不可欠な存在なのかもしれません。
 従業員の男の子は、一生懸命私の足を揉んでくれたのですが、私の目的は、本当はこの角質とりなのです。
 それにしてもこういうところの子たちは働き者です。ひたすら、汗びっしょりになって揉んでくれる。とてもありがたいこと。これで1回40元。マッサージした後はとても眠くなる。
 
 写真の○がついているところは(かかと部分)、角質が貯まって削って貰った部分と、今回歩きすぎて出来た血豆

■杭州に帰宅

今日は朝5時30分に起床し、取る物もとりあえずというような気持ちでチェックアウトし、空港に向かいました。どちらかというと、列車に乗る場合より、飛行機の方が煩わしい、駅から遠いし、チェックインの時間が読めないから。それに飛行機の乗ってからの通路も狭すぎるストレスがたまります。
 それに、今までに寝坊して遅刻したことはないのですが、それこそもし間に合わなかったら、高いエアチケットが、無駄になってしまうかと思うと、気が気ではないです。いっそのこと眠らずに出発したいくらいの気持ちになります。このホテルは、朝から晩まで外の騒音が酷すごかったのでそれほどよく眠りにつけませんでした。
 タクシーはあっけなく捕まったのですが、街中はやはり在る場所まではすごく混んでいて車が全く動かないような状況にもはまってしまいました。この運転手さんは、行き先を告げてもまったく、返事もなければ愛想もないので、本当に飛行場に向かっているのかどうか、聞くチャンスもなくしてしまっていました。おしゃべりでないおとなしい中国人は今のボキャブラリの少ない私には苦手。高速道路の標識でちゃんと向かっていることが分かりました。高速道路はほとんど車がゼロに近い状況でした。飛行場に着いてもがらがら、私の乗る便は、杭州に着陸した後昆明に向かう便でした。 チェックインカウンターに並んでいると、前の女の子から、「あんたは何処に行くんだ。」と聞かれました。彼女はどうも飛行機ははじめての感じで、緊張した面持ちで、並んでいて、前の女性にも私に対して聞いたのと同じ事を聞いています。 
 ディスカウントチケットでしたが、幸い前の方の席でおまけに通路側でした。(ラッキー)これで遠慮なくトイレに立てます。でも私の方が窓側の人より先に乗っていたら、私の隣のおばさんが乗ってきて、私が先に立って座らせてあげようとすると「立たないで、待って」と言うのです。(バスの乗るときと同じように私をまたぐつもりのようですが、このシートは恐ろしいほど狭くて、そんなことが出来るはずがありません。もしまたいだら、おばさんの靴で私の服が真っ黒になってしまいます)結局おばさんは私の意図が分かったようでしたが、「ありがとう」を言われないのはここ中国。
 私がいつも不安になるのは、中国人が飛行機に対してどの程度知識を持ち合わせているかと言うこと、その隣の人間は、携帯電話の電源を切るように言われているのに、まだ遠くの誰かと話をしているし、それをスチュワーデスが止めに来る雰囲気もないのです。
 着陸したら一斉にみんなが電源を入れはじめました。でもこの人たち不思議なのは、本当に、自分の友達としか用がなければ絶対に会話しないこと。隣にいる人とはよほどのことがない限り話したがりません。そんなこんなで一人で来ている人は、自ずとみんな携帯電話の相手に向かって話すことになります。

 リムジンバスで街まで移動。なんか自分の住まいに帰ってきたような心境になりました。 杭州は暑いですが、でも人は北よりも、のびのびしていて、親切な感じがします。バスで移動中、北にいたときは、ほとんど人が、席を譲ると言うようなことは残念ながら見かけることがそれほど在りませんでした。バスがミニバスだったりすると、自分が腰掛けていないと放り出されそうだからかもしれません。ここではまだ人に譲るという精神も見受けられます。(老人と学生の比率が良いのかもしれません)、子供を人々があやしているのも何となく新鮮に感じます。
それにあのミニバスに乗らなくても良いかと思うとホットしますし、必ずどんな駅でも規定の駅に停まってくれるのは旅行者としてとてもありがたいことでしょう。
 

■再見 また逢う日まで

ジェネオン エンタテインメント
再見 また逢う日まで デラックス版

1970年代のこと、文化大革命の時代、音楽学校の教師をしていた父親は学校から教える音楽が、右翼的な音楽を教えていると仕事を左遷されてしまう。でも4人の子供に、多分結核を患っている、母親との暮らしを支えるために肉体労働などして、生活を支たのですが、そのさなか、奥さんが夜中に急に咳き込み血を吐いてしまいました。奥さんは、それまで何度か調子を悪くして倒れたりしていたのですが、医者に行くと金がかかるからと拒否していたのです。
 それで夜中に急に具合が悪くなり、父親が母親を背負って病院に行くことになってしまったのですが、2人を運搬中にその馬車が凍結した道で足を滑らせ崖に転落してしまって、死んでしまったのです。
 それからは4人の兄弟はそれぞれ異なる養父のところに貰われていくしかありませんでした。長女は20年後成功して兄弟を探したのでした。
 フラッシュバックで、幼少期のことがたびたび美しく流れます。

 ジジ・リョン
 ツイ・ジェン
 夏雨

 中国に留学すると、大抵東北の文化のことを勉強するけれども、そのときに春節には、餃子をつくって夜更かしするという事が書かれていたでしょう。その光景が本当に忠実に描かれていました。それぞれ家族思いで、妹が入院したときには自分のなけなしのお金を妹の為に差し出してやるところなどは、中国の家族の思いやりをかいま見るかのようでした。

 これはお父さんとお母さんが、事故によって亡くなると言うことだけれど、深読みすれば、時代に翻弄されて文化大革命によって両親を殺されてしまったり引き離された、家族はきっとこういう風だったのかもしれません。また中国人が有る意味外的な事にとても冷たくて、家族主義的であるのも、こういう時代背景があるからなのかもしれません。

 この作品の監督さんは本作が長編デビューとなる中国第6世代の注目株ユイ・チョン監督です。

 2001年 スイス・カステリナリア国際青少年ゴールデン・キャッスル賞グランプリ受賞
 2002年モスクワ国際児童青少年映画祭ブロンズ・ティディベア特別賞受賞

■YUANDA Buisiness Hotel

ハルピン达商務酒店 ハルピン市南巌区革新街169号 0451-8266000 一泊190元 食事なし このホテルの漢字は日本語で表記するのはちょっと難しい。この旅行最後の宿泊地。新規開店、テスト営業中の状況。このホテルは外観からして他のホテルとは違う。何と真っ黒なのだ。また内装もとても凝った作りになっている。でも、クーラをおかしな位置につけているので配管が出来ないので、それを隠すのが造花のツタを絡ませているところが笑ってしまう。部屋の中に物を書くためのテーブルは有りません。(ビジネスホテルなのに一体どうして?)それからバスルームの水の流れが良くなかったのですが、ここは本当に、建物から機材まで全て新装なので、ビックリするほど今のところ綺麗なのでおすすめです。

 それから、よく見るとバスの便もとても便利で、中央大街まで1本で行けますし、駅へも1本で行けます。(16番バス 市公共電車公司駅 海城街に停まることになりますが、歩いても2分もかかりません。)
 お客さんの質はどうなんでしょうか?エレベータの部屋向かい側の人が扉を全開にしたまま、上半身真っ裸で友達とおしゃべりをしていたのには目のやり場にとても困りました。それから、残念ながら騒音に関しては不合格です。今のところこの辺りは工事の騒音がとてもうるさいです。私は6階に泊まったのですがこれが上の階ならもっと響くでしょう。


■民航ビル

民航ビルH.C Aviation Hotel 中国 斉斉哈爾 竜沙区卜奎大街4号 86- 0452-2388888 標準ルームA(7F-8F) RMB200/日(朝食付)ホテルは街のど真ん中です。(と言っても大都市とは異なり、街という雰囲気はあまりないが、このホテルの周りに有名な衣服店や、若者の集まりそうなお店が揃っています。)
 チェックイン時日本語で挨拶される。とても人なつっこい感じです。

 部屋の壁の塗装などの塗り方はいい加減だけれども建物の内装は新しい。バスタブはないですが、お湯の量が結構出るので心おきなくシャワーを浴びられます。私の泊まった階のハウスキーピングの人は四六時中廊下にいて、ホテルの保安、衛生につとめているようでした。でも、エレベータと部屋を仕切るドアの窓が割れたまま修理されていなかったり、するということはあります。それからエレベータはホテルと無関係の人が結構乗るので待たされたり、エレベータの前で握手して挨拶したり、邪魔だと思うことがしばしばありました。でも部屋に入ってからはとても静かに過ごすことができました。
 インターネットが出来ないのは及第点でしょうか。

 ここは朝食が中華バイキングですが、内容がいいです。でも公安関係者の人間、保安の人間、宿泊者と全く関係ないビルの職員が同じ時間帯に食事をするので、お客は多くて、とても雑然としていて社食と変わりない雰囲気。活気があるだけにお料理も後からあとからなくなるとすぐ補充されるのは魅力的でしょう。

■移動日・チチハルに到着

 朝旦那とホテルの食事を食べて別れた後、ホテルからバスで、駅まで移動し駅で切符を購入して電車に乗りハルピンからチチハルまで移動しました。それにしても乗る人数が多すぎて、硬室も全部、お客さんを一つのベットに4人乗せて走るようです。でも助かったのは荷物を沢山持っている私。ベットが、荷物置き場件、乗客のいすになったので、リュックにバック、スーツケースが楽々置けたのにはラッキー。ここは硬席ですが、おしゃれをして(中国人だから化粧はしていないけど)、雑誌を持って乗り込んでいて、他の人と全くコミュニケーションを取らずに、「私は他の人と違うわよ」というオーラを出している人がいるが、ちょっと場違いな感じが漂ってきます。言葉が分からないことが多いだけに、人の持っている気のようなもので人を判断しなければならないことが多い。
 チチハルまでの車窓には草原が広がり時には、鳥、放牧牛など見ることが出来ました。
 チチハル駅に着くとやはりタクシーが、呼び込みをやっています。その中の一台に乗り込み、ホテルへ向かう。気軽に何をしに来たのか聞いてきます。でも正直男の年配の声を聞くのはとても難しい。音が声帯にくぐもりおまけに早いからです。
 すぐホテルに到着チェックイン。シャワーを浴びたあと、ちょっと休んで出掛け
る。この気軽な行為が大変な事になった。台風の余波なのか?すごい大風と時に大雨が降ってきて、まっすぐ歩けない状態になってしまいました。時には傘がおちょこになり、折れてしまったりしました。でも正直収穫らしい収穫は対してなく、早々に切り上げたのです。何処の景点にも行っていませんけど、まあ風邪で疲れてきているし満足です。

 帰りのバスでも早くと相手を急かすものの、果物を買っている子が買い終わるまで乗り込むのを待っているではないの。何とのどかな・・・。それにここのデパートなんと17時にしまってしまうようなのです。街は工事ラッシュだけれども(あたらしいマンションがぼこぼこ建ちはじめている)この街の人々は何の収入で潤っているのだろう?

とにかく人もいなければ、お店もほとんど空いていない。帰りがけにケンタッキーフライドチキンに入ったら、一人で、セット物のメニューを頼んで食べていたら中国人の家族3人組が、じろじろなめるように見るのです(杭州ではあまりないです)。私はてっきりなにかついているのかと思って自分の洋服をチェックしました。よーくみると家族で1セットしか注文しないで、それこそ、氷まで取り出して食べているではないの。このケンタッキーは、割と空いている方だし、それこそ、ジュースにポテトとか、サンデーとかで時間をつぶしている人が多いようです。お店に入りたいけれど、それほどまだ金を持っていないのかな?。裏物のビデオの類もDVDではなくVCDが主流でそれを買っている人もあまり目に入りません。時間帯によるのかしら?

 でもこんなところに来ると人ってそんなに物が必要なのかな?思う。小さないずれ捨ててゴミになってしまう物を買うために、あくせく時間を削って働きまたそれを片付けるために大きな家を買い、またそれを守るために神経を使っているのが街の中の人間なのかもしれません。
 

■ハルピンで一番思い出に残ったこと

IMGP3590 ハルピンは中国人のおすすめの場所だったのですが、異国情緒漂う等で、でも正直実際の欧米に出掛けたことの有る人間としては比べものにならないくらいちゃっちい場所でした。日本の箱庭式の街よりもっとスケールが小さく感じました。確かに綺麗なロシア人は街の中に沢山いますし、普通の中国とはちょっと違った空気ですが・・・。上海のが絶対に旅行地としては良いと思います。
 独特なのは、ロシア式の料理、それから、ロシアのダンスやお土産品の数々でしょうか?ダンスは高いお金を出して見ただけにそれなりに良かったです。中国人は値段を聞いて大抵去っていきます。(80元+中のホールを見学するのに20元かかります)でも一番前の席に座ってはいけません。前の席には優先的に特別待遇の人間が後からやってきます。

 残念なのはロシア人の態度がすごく悪いことでしょうか?ホールに行くにもロシア人の案内が悪かったし、(中国語が本当に片言でしかできません)舞台にのる出演者たちは20分くらい前になってすたすたお客さんが入る入り口と同じところから入ってきます。
 アイスキャンデーをぺろぺろお客さんのいる前でテーブルに足を投げ出して食べていますし、先に入っても良いかと聞くと、まだ時間になっていないからだめだと言って、10分前でも入れてくれませんでした。会場は、やっぱり閑古鳥が鳴いていました。(出演者にとってお客さんが沢山入ろうが入るまいが知ったことではないというところなのでしょう)
 きっとお互いにこういうところは共産圏なので共鳴するところがあるのでしょうが、やはり商売としてやっている以上もう少し、観客に気を配らないと、この建物が満席にするのは難しいでしょう。それにダンスしている女の子たちは正直痩せすぎで気持ちが悪い子ばかりでした。私たち的にはこの正面で踊っている子が一番かわいいと思ったのですが。