質問から考えた、「愛・エネルギー」 | DAG DANCE studio.

心動かされ、考えさせられることがありました。

(それは常識!と思われる方、いらっしゃる内容かもしれません)

 

 

先日のDAG stage『TODO List』では多くのハッシュタグを使用し、各ナンバーのメッセージをわかりやすくしていました。

 

その全てに各振付者の思いも込められています。

 

 

その中の一つを見て親愛なる方の妹さん(実際に舞台を見てくださった)から感想・質問をいただきました。

 

「なぜ、あのナンバーに原爆の方程式を入れたのですか?」

 

私は原子爆弾の方程式の意味としてそれを入れたわけではありませんでした。むしろ、これからの愛あるエネルギーの世界をイメージして使用していたので、その質問に驚きました。

 

 

そこで、質問について折り返し質問しました。

すると丁寧に教えていただきました。

 

 

私が愛あるエネルギーをイメージしていたその方程式は、

 

広島で昔、原子爆弾という言葉を使えず(GHQなどの影響)、

その代わりとして碑などにその数式を書いて原爆を表しているものとしていることがある、とのことでした。

 

 

言葉を失いました。

 

 

膨大なエネルギーは、どう扱うかによって起こることが恐ろしく変わってくる。

 

一つの美しい、シンプルな方程式が

見かけだけでは想像できない意味をもつ。

 

 

『私には何ができるか』について、考える機会となりました。

 

 

 

時計を分解するこどもに母が言う

「部品を無くさないでね。直し方を覚えておくのよ」

 

 

"私たちは世界が何でできているかを知らない

だから何かが消えても、何かが壊れても気づかないし

直し方も誰も知らない

 

世界が壊れても、誰も治し方を知らない"

 

 

 

大事な学びをありがとう。

伺ってくださったこと含め、大事な舞台に改めてなりました。

 

ありがとう。