上から見るか、下から見るか | DAG DANCE studio.

振付をする時、これどうなんだろう、と思うことに

お客様の視点があります。

 

 

稽古場で振り付ける時は、ほぼ100%ダンサーと同じ目線に立って練習していくわけですが、

 

 

それが実際お客様にお届けするときは4-5割の方が上から覗くようにご覧になる場合もあるわけで。(大ホール2F席など)

 

 

上から見ると、上から見た時にだけわかるドラマがあったりすると面白いと思うのですが、私はその上から見られることを想定しないで作っているのでは、と。

 

 

 

(2021年 3月)

 

プロの音響・照明スタッフの方にステージングを依頼すると、ホールの空間とお客様はどこにいらっしゃるのかを計算して機材や音の出し方をセッティングしていただけるのに、舞台上で行われていることは、案外それを想定していない場合が多いのかも。

 

 

360度型スピーカーのように、

どこからでも同じクオリティの体験ができるようなことはできないか。

 

 

そんなことを、思った最近です。

 

 

お客様が「見る」ではなく

「体験する」を目標にした時、何か別の視点が振付にあっていいのだろうなと思います。

 

 

 

先日お客様の入らない2F席で撮影してもらった本番映像を見て自分のナンバーの反省をしようとしている自分に気がつき、

 

「これ、、ガーン今回のお客様視点じゃないのに、、!(この瞬間の反省にしようとしている)」とハッとしたり。

 

 

しておりました照れ

 

 

 

いろんな角度から物事見る視点、

楽しんでいきたいです。

 

 

明日も目の前の全てをたのしんで✨

またあした照れ桜