【言葉のチカラ】わたし的にはちょっとショックだったこと | DAG DANCE studio.

この時期、ネットでたくさん映画を観られた方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか✨

私ももれなくその1人です。

 

 

今日は『言葉の壁』ってこういうことかと体験したこと、ちょっとだけ思ったことを忘備録として書いておこうと思います。

 

 

 

 

 

まず、私は振付をしたりダンスでいろんな方と繋がる時に思っているダンスの素敵なところの一つに『言葉なくして伝わっていく』ことがあると思っています。

 

そこが武器とも思っているというか。。

 

 

そう思っている背景がありつつで以下のエピソードを聞いていただきたいのですが

 

 

まず、私は今現在日本語以外がそんなに得意ではありません。

でも海外の言語を習得したい気持ちはあって、その流れでネットで観れる映画を字幕なしで観よう!!と思い、観ました。

 

 

観たのは『パトリオット・デイ(PATORIOTS DAY)』

2013年4月、ボストンマラソン中に実際に起こったテロ事件が映画化されたものです。

 

単語が100%分からないわけではないわけですし、映像でスピード感溢れる展開についていきながら見終わり。

 

じゃあ自分がイメージした内容とどこまでシンクロできてるかと思い字幕付きで見直しました。

 

これが、全く違いました。

 

 

結論から言うと、人って言葉を聞いて理解するのではなく、言葉を聞いてイメージを膨らますものなんだと思いました。

 

 

FBI捜査官が「とにかく今はトイレを修理することが最優先だと思います」と言ったことでわかる、これがどれだけ先の見えない、長いことを想定して 行われていることなのか。どれだけの人たちがそこに時間を拘束されて集中することになるのか。

 

 

テロにより意識のない被害者の方が病院で治療を受ける時、ドクターが血眼で回復に努めている時に言ったセリフ「血管は繋いだわ。けれど血液が流れていないわね。切断します」の一言を聞き取れたかそうでないかで、そのシーンにどれだけの人の思いと決断と、この事件が巻き起こしたたくさんのあってはならない重大な運命を動かしているのか感じ、

 

なんとも言えない衝撃が走りました。

 

 

言葉やセリフを理解できた上で、

 

「ふーん、トイレ壊れたんだね」

「そうか、足を切るしかない現状ということか」

 

なんて人は思いません。

 

 

かつ、そのセリフにこの事件の悲惨さを直接伝える単語なんて一言も入っていないんです。なのに、何を言ってるかわかった途端に感じるこの感覚。

 

『言葉』が人にあらゆることを想像させているのだ。と感じました。

 

 

これは『言葉がないからこそ伝えられることがある』と思っていた自分にはとても大きな衝撃で。

 

 

言葉がわかるって、こんなにも同時にいろんなことを把握させるんだ。。。。

 

じゃあ言葉がなかったらどうここまで伝えるの?

 

と今更に考えさせられ、

すごく悶々としてしまいました。

 

 

忘備録で書いたところでまだ消化できてはいないんですが。

 

 

はい〜🤗🤗✨

 

『言葉』のチカラを感じた機会でありました!

 

凄さを知れるところから始まることがある。

 

よう分からんエンジンがかかったことは確か。

まだまだ挑んでいきたいです🤗