君が生きた証 最終章 #10 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 5月下旬のある日曜日の夜、中島家のリビングにて


 ヒロト 「ただいま〜。」


 新千葉マリンでのデーゲームを終えて自宅に帰ってきたヒロト。


 ナナミ 「ヒロトくん、お帰りなさい。今日の試合もお疲れさま。8回に打ったホームランかっこよかったよ!」


 ヒロト 「ナナミちゃん、あのホームラン見ていてくれたんだ。」


 ナナミ 「当たり前でしょ。私はヒロトくんが出ている試合は毎試合チェックしてるからね〜。」


 奈未 「パパ!お帰り〜!今日のホームランすごく良かったよ〜。」


 ヒロト 「ただいま〜奈未。」


 奈未 「ねぇパパ、今日のホームランはどんな球種を打ったの?」


 ヒロト 「高めのストレートだよ。甘いコースに来たから思い切り叩けて良かったよ。」


 奈未 「打った瞬間ホームランってわかった?」


 ヒロト 「そうだな。手に感触が残らなかったからホームランって確信したよ。」


 ナナミ 「なんか奈未、スポーツ新聞の記者みたいだね・・・。」



 

 奈未 「ねぇお兄ちゃんは明治大学の野球部に入って一ヶ月くらい経ったけどもう試合に出れたかな?」


 ナナミ 「一ヶ月じゃまだ試合には出れないよ〜。まあプロから注目されている大学一年生はすぐ試合に出れるけど裕也はプロから注目されてないからね。」


 ヒロト 「裕也はまだベンチ入りもしてないな。」


 奈未 「そうなんだ・・・。お兄ちゃん大変だね・・・。」


 ヒロト 「まあ裕也は父さんと同じ努力家だから大学四年間のうちにレギュラーを取れるさ。」


 ナナミ 「そうだね。裕也ならきっと大丈夫だと思うよ。」



 つづく



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