君が生きた証 第7章 #58 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 8月最後の日曜日、環奈達は市川市内のカフェにいた。



 美波 「いよいよ明日で中学最後の夏休みが終わっちゃうね〜。」


 優乃 「本当夏休みって長いようで短いもんだよね・・・。」


 遥 「みんなは今年の夏休みで何のイベントが一番印象に残ったの?」


 環奈 「私はみんなで市川総合高校のオープンハイスクールに行ったことかな。」


 萌歌 「あれは私も印象に残ってる。特に食堂で昼食食べてる時に環奈が市総の生徒のファンの人達に見つかってミニ握手会が始まったし。」


 遥 「ところで美波ちゃんが夏の思い出で一番楽しかったのは何?」


 美波 「私はやっぱり市川市民納涼花火大会かな。だって来年以降はみんな一緒に行けるかわからないから今年は花火をじっくり目に焼けつけたからね。」


 優乃 「環ちゃんがメジャーデビューして売れ始めているから一緒に過ごす時間が少なくなるかもね・・・。」


 環奈 「まあ私もそのことはわかっていて芸能界に入ったから覚悟は出来てるけどね。」


 5人がテーブル席で会話していると店内にある少年が入ってきた。


 利久 「あれ?環奈に山内さんと栗原さんと菊池さん?」


 環奈 「あっ!利久久しぶり〜!」


 入ってきたのは環奈と美波の小学校からの幼馴染の逢沢利久。


 利久 「こんなところで何やってんの?」


 環奈 「みんなでパフェを食べに来てるの!利久は?」


 利久 「俺は塾の帰り。ところで環奈、隣にいる子は・・・?」


 環奈 「あっ!利久はまだ会ったことはなかったよね。この子は私の友達の宮本萌歌ちゃんだよ。」


 萌歌 「はじめまして。宮本萌歌です。あなたが利久くんですか!環奈からよくお話は聞いてますよ。頭が良いから千葉の名門中学に通っているって・・・。」


 利久 「・・・どうも。」




 萌歌 「利久くんは中高一貫の私立に通っているんだよね。」


 利久 「うん。そうだよ。」


 優乃 「じゃあ高校受験しなくていいじゃん!羨ましいな〜。」


 環奈 「私達は絶対受験勉強しなきゃいけないもんね・・・。」


 美波 「ちなみに利久くんは高校卒業後の進路は決めてるの?」


 利久 「決めてるよ。俺は国立大学に行って建築士になろうと思ってる。」


 遥 「建築士か〜。カッコいい夢だね。」


 萌歌 「ところで利久くんは和真くんとは連絡取ってるの?」


 環奈・美波・遥・優乃 「「「「あっ!」」」」


 利久 「あのバカとは連絡は取ってないよ。連絡先も知らないし、そもそもあいつとは仲良くないから。」


 萌歌 「あっ・・・そうなんだ。」


 遥 「(和真くんと利久くんは本当に犬猿の仲なんだ・・・・。)」


 優乃 「(利久くんと和真くんは環奈ちゃんを巡って殴り合いの喧嘩をしたことがあるらしいし・・・)」


 美波 「(いつか和真くんと利久くんが再会したら絶対喧嘩になると思う・・・・。)」



 つづく



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