8月下旬のある日、桜井家は家族旅行でイタリアのローマに来ていた。
タツヤ 「これが世界遺産のコロッセオか〜。」
レイカ 「テレビで見るより大きいね〜！」
ローマの観光名所の一つであり世界遺産のコロッセオの前に立っている桜井家。
達巳 「何かコロッセオって福岡ドームに似てるよね。」
タツヤ 「達巳、いいところに気づいたな！実は福岡ドームはコロッセオをモデルに作られたんだ。」
達巳 「へ〜〜〜そうなんだ。知らなかったな・・・。」
タツヤ 「コロッセオは中を見学できるらしいからみんなで行こうか！」
レイカ・達巳・浩輔、玲美 「「「「うん！」」」」
タツヤ 「おおーーーーーー！すげーーっ！」
達巳 「野球が出来るくらい広いね！」
レイカ 「ねぇたっくん、昔の人は今と違って高度な建築技術を持ってないのにどうしてこんなすごい建物を建てることが出来たんだろうね？」
タツヤ 「それはちょっとわからないな(苦笑)
もしかしたら考古学者の人ならわかるかもしれないけど。」
続いて桜井家がやってきたのは不朽の名作「ローマの休日」で登場するスペイン広場。
タツヤ 「ここがローマの休日に登場したスペイン広場か〜。」
レイカ 「オードリーヘップバーンが演じる王女がジェラートを食べたシーンで有名な場所だよね。」
浩輔 「ねぇお母さん、ローマの休日って何？」
レイカ 「ローマの休日はイタリアのローマを親善訪問した某国のお姫様が滞在先を抜け出して市内で出会った新聞記者と恋に落ちる映画なの。」
浩輔 「何かディズニーのアニメみたいな内容だね。」
レイカ 「そうだ！丁度近くにジェラート店があるし、スペイン広場でヘップバーンが階段に座ってジェラートを食べるシーンを再現しよ！」
タツヤ 「待てレイカ！今調べたけどスペイン広場では飲食が禁止されていてしかも座るだけでも罰金が出るみたいだぞ！」
レイカ 「え〜〜〜っ。せっかくあの名シーンを再現したかったのに・・・・。」
タツヤ 「多分たくさんの人があの名シーンを再現したせいで階段が汚れたせいで禁止されたんだろうな・・・。」
つづく
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3月8日、3月11日はキミイキ第7章の更新をお休みします！
突然の発表になりますがキミイキ第7章はあと三話で完結することになりました。最後まで頑張って書いていきますので応援よろしくお願いします！