君が生きた証 第7章 #52 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 修学旅行最終日、市川第一中学校三年生一行はまず世界遺産の清水寺にやってきた。



 環奈 「ここが有名な清水の舞台か〜!」


 優乃 「高いね〜!」


 清水寺の清水の舞台から下を望む環奈達。


 遥 「ところで清水の舞台ってどうやって建てたんだろ?」


 萌歌 「それ私も気になる!」


 美波 「確か清水の舞台は釘が一本も使用せずに一本一本の木を組み合わせて作られたみたいだよ。」


 環奈 「そうなの!?昔の人は釘を一本も使わずにこの建物を作ったの!?」


 遥 「昔の人は本当すごいよね〜。」


 萌歌 「というか美波ちゃんは何でこのことを知ってるの?」


 美波 「修学旅行に行く前に予習で本を読んで知ったの。」


 優乃 「さすが読者家の美波ちゃんだね!」


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 続いて市川第一中学校三年生一行が訪れたのは壁一面金箔で覆われていることで有名な世界遺産の金閣寺。



 優乃 「これが金閣寺か〜!」


 環奈 「壁全部が金色で綺麗だね〜!」


 遥 「あの金箔のお金って何円くらいかかってるんだろ?」


 美波 「本によると約一億円かかっているみたいだよ。」


 萌歌 「い・・・一億円!?」


 遥 「まあ世界遺産だから維持費に相当なお金がかかるもんね・・・。」


 環奈 「それにしてもこんな豪華な金閣寺を建てた足利義満さんって本当にすごい偉人だったんだね。」


 美波 「足利義満は武将としても為政者としても優秀だったらしいよ。」


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 帰りの新幹線にて



 優乃 「修学旅行楽しかったね〜!」


 環奈 「うん。楽しかったけど疲れたね〜。」


 遥 「わかる〜。この三日間で奈良、USJ、京都を回ったもんね。」


 美波 「というかカンカン、現役のアイドルなのによくバレなかったよね。」


 環奈 「まあ私はまだメジャーデビューして約二ヶ月しか経過していないし、全国的な人気はないからね。」


 萌歌 「でも環奈に人気があったらファンの人が殺到してゆっくりUSJとか回れなかったし。今は全国的な人気がなくて良かったと思うよ。」


 優乃 「そうそう!」


 環奈 「とにかく最高に楽しい修学旅行になって良かったね!」


 美波 「うん!」


 こうして三日間に渡る環奈達の修学旅行は終わったのでした。



 つづく



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