君が生きた証 第7章 #48 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 夕方、京都市内のホテルに到着した市川第一中学校三年生一行は入浴を済ませた後、レストランで夕食を食べていた。



 環奈 「修学旅行1日目の奈良観光楽しかったね〜。」


 美波 「奈良公園の鹿さん、すごく可愛かったよね!人懐こいし!」


 萌歌 「そうそう!なぜか遥ちゃんが一番鹿さん達に懐かれてたし。」


 遥 「私って小さい頃から動物さんに懐かれやすいんだよね。なんでだろ?」


 優乃 「はるちゃんは見た目が癒し系だし、おっとりした話し方だから動物さんに懐かれやすいんだよ。」


 環奈 「確かに!遥ちゃんは存在そのものが癒しだよね!」


 萌歌 「ねぇ遥ちゃん、少しで良いから癒しオーラを私にも分けてよ!」


 遥 「無理だよ〜。分け方わからないから〜。」


 夕食時も仲良く会話する環奈達。


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 夕食終了後・・・・・



 男子生徒A 「あ・・・あの岡田さん!ちょっといいかな!」


 環奈 「うん?」


 美波達と一緒に部屋に帰ろうとした時に男子生徒Aに呼び止められた環奈。


 男子生徒A 「実は・・・俺、あなたのことが・・・。」


 男子生徒B 「ちょっと待てよ!お前だけ抜け駆けはずるいぞ!」


 男子生徒C 「そうだ!そうだ!俺たちも岡田さんに言わせろよ!」


 男子生徒A 「わかったよ!じゃあ三人同時に行くぞ!」


 美波 「まさかこの展開って・・・・(笑)」


 男子生徒A・B・C 「「「岡田環奈さん!あなたのことが好きです!付き合ってください!」」」


 環奈 「!」


 遥 「すごい!環奈ちゃんが三人同時に告白されちゃった!」


 優乃 「環ちゃんって本当モテるよね(苦笑)」


 環奈 「・・・ごめんなさい。私は今アイドルやってるからファンのみんなを裏切ることは出来ないの。あなた達はかっこいいから絶対私より素敵な彼女が出来ると信じているから頑張ってね。」


 男子生徒A・B・C 「「「・・・はい。」」」


 萌歌 「告白相手を傷つけない良い断り方だね。」


 美波 「ファンの皆さんを裏切らないか〜。カンカンは本当アイドルの鏡だね。」


 環奈 「みんな待たせてごめんね。じゃあお部屋に帰ろっか!」


 遥・美波・優乃・萌歌 「「「「うん!」」」」



 つづく



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