運命のドラフト会議〜The future〜 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2036年10月最後の木曜日の夕方、早実の小室哲哉記念ホールには和真と野球部の顧問とたくさんの記者がいた。



 和真 「(いよいよドラフト会議開始まであと30分か・・・・。)」


 ホール内に設置された時計で現在の時間を確認する和真。


 和真 「(それにしても記者の人数多いな・・・。これでプロ野球から指名を受けなかったら超気まずいな・・・。)」


 心の中で自分が指名されるか不安になる和真。


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 17時、運命のドラフト会議が始まった。


 

 司会 「ただいまよりプロ野球ドラフト会議2036を開催いたします。それでは12球団の入場です!」


 小室哲哉記念ホールに設置されたモニターには1球団ずつグランドプリンスホテル新高輪内国際館パミールに入場する様子が映し出されていた。


 和真 「(環奈も家に帰ってテレビでドラフト会議見てるかな・・・・。)」


 同じ頃環奈はというと・・・・・


 環奈 「神様お願いします!和ちゃんを巨人に入れてください!お願いします!本当にお願いします!」


 家でテレビを見ながら腕を組んで和真の巨人入りを全力で祈っていた(笑)


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 12球団が第一巡選択希望選手の入札を終えた後、司会者によって各球団の一巡目指名選手の名前が読み上げられ、大学のスター選手や和真と同じ高校のスター選手の名前が呼ばれた。


 そして・・・・・


 司会者 「第一巡選択希望選手、読売、菅野和真。内野手。早稲田実業。」


 アナウンサー 「巨人は公言通り早稲田実業の菅野和真を指名してきました!」


 記者の皆さん 「おーーーーーーーーっ!」


 和真 「(よし!まずは一安心だな。)」


 環奈 「やったー!あとはソフトバンクが指名しなかったら和ちゃんの巨人入りが確定だね!」


 司会者 「第一巡選択希望選手、福岡ソフトバンク・・・・。」


 和真 「ごくりっ!」


 環奈 「ソフトバンクさん、お願いします!和ちゃんを指名しないでください!」


 司会者 「斉藤毅。投手。亜細亜大学。」


 和真 「・・・・!!!」


 自分の巨人入りが決まり、机の下で両手でガッツポーズをする和真。


 環奈 「やったーーー!!!和ちゃん、巨人入りだー!!!良かったー(涙)」

 

 和真の巨人入りを泣きながら喜ぶ環奈。


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 ドラフト指名後、和真の記者会見が行われていた。


 記者A 「菅野選手、指名おめでとうございます。」


 和真 「ありがとうございます!」


 記者A 「今の気持ち、率直にいかがですか?」


 和真 「小さい頃から大好きな読売ジャイアンツさんに一位指名されて嬉しいです。」


 記者A 「巨人の印象を教えていただけませんか?」


 和真 「球界を代表する選手がたくさんいる球団なのでいろんな方からたくさんのことを学んでいきたいと思っています。」


 記者A 「菅野選手の将来の目標は何ですか?」


 和真 「そうですね〜将来は三冠王を取りたいです!」


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 記者会見が終わり、野球部員達による祝福のパーティーが終わった後、和真のスマホに環奈から電話がかかってきた。


 

 和真 「もしもし?環奈?」


 環奈 「和ちゃん、巨人一位指名本当におめでとう(涙)」


 和真 「おいおい(笑)なんで環奈が泣いてんだよ(笑)」


 環奈 「だって〜和ちゃんの小学生からの夢が叶って嬉しいんだもん(涙)」


 和真 「ああ。俺も夢が叶って本当に嬉しいよ!というか環奈もテレビで見ていたんだな。」


 環奈 「うん!元彼女として和ちゃんの夢が叶う瞬間を見届けなきゃダメだと思って。」


 和真 「ありがとうな環奈。」


 環奈 「ねぇ和ちゃん、プロ野球に入っても私は全力で応援してるから頑張ってね!」


 和真 「なぁ環奈・・・。」


 環奈 「何?和ちゃん?」


 和真 「お前がアイドルを卒業したらもう一度俺と恋人になってくれないか?」


 環奈 「・・・えっ?」


 和真 「俺は今も環奈のことが好きなんだ。もちろんお前がアイドル生活を全うするまで何年でも待つよ。ダメか?」


 環奈 「・・・いいよ。私も和ちゃんのことが大好き。でもまだアイドルとして頑張りたいからもう少しだけ待ってくれる?」


 和真 「ああ。巨人の一軍でレギュラーになってお前がアイドルを卒業するのを待ってるよ。」


 環奈 「ありがとう和ちゃん。」

 


 おわり



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