11月中旬のある平日、日奈子は友人の亜紀と優希と廊下で会話していた。
亜紀 「そういえば私達も来年の4月に受験生になるんだよね〜。」
日奈子 「本当早いもんだよね〜。こないだまで中学一年生だったのにもう中学三年生になるなんて。」
優希 「時間が過ぎるのは本当に早いよね〜。」
日奈子 「ねぇ二人は志望校は決めたの?」
亜紀 「決めたよ!私は柏高校を受けるつもり!」
日奈子 「柏って公立の名門高校だよね!」
亜紀 「そうだよ!私、将来は学校の先生になりたいからね!ひなちゃんはどこ受けるの?」
日奈子 「私は市川総合高校を受けるよ。」
優希 「そこは進学校だけど野球部が甲子園常連校で最近はバスケ部も強化されててプロ野球選手や芸能人を多数輩出している有名校だよね。」
日奈子 「そうそう!それに市川総合はお父さんとお母さんの母校だし。ところで優希ちゃんはどこ受けるの?」
優希 「私は市立船橋高校を受ける。」
亜紀 「船橋高校はバレーボールの強豪で有名なとこだよね!」
優希 「うん!そこに行けばレギュラーになってインターハイに出場出来るかもしれないし。」
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日奈子 「三人とも受ける高校がバラバラだから卒業したら離れ離れになっちゃうね。」
亜紀 「そうだね・・・。」
優希 「でも自分で決めた道だから頑張っていかないとね。」
日奈子 「確かに!もしお互い辛くなった時はLINEの無料通話で会話して励まし合おうね!」
亜紀・優希 「「うん!」」
亜紀 「ところでひなちゃんの彼氏の蒼弥くんはどこの高校を受けるの?」
日奈子 「蒼ちゃんは私と同じく市川総合を受けるよ。」
優希 「もしかして〜ひなちゃん、本当は愛しの彼氏くんと同じ高校に行きたいんじゃないの〜?」
日奈子 「ち・・・ちがうもん!///」
亜紀 「顔が赤くなってるってことは本当っぽいね!」
優希 「二人ともお熱いですね〜!ヒュー!ひゅー!」
日奈子 「もう!からかわないで!!!////」
つづく
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